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50歳を過ぎて 〜良くも悪くも… autocadについて① 異尺度
autocadを使って図面を描く仕事に就いたものの、なかなか使いこなすのは大変なソフトです。頭の整理の為に業務しながら失敗したり、それでも使えてる今の経験した事を呟きます。
異尺度について。
いきなり、ハードルが高いですが、初心者🔰が唐突にぶつかる事もあります。描いた人によって使い方が違っていてトラップにかかって迷宮入りしたりします。
主に寸法とレイアウトの関係だと思いますので経験したお話しをします。
私が経験したのは2種類の描き方でした。
M氏の画は、同じ尺度のモデル空間の中に少なくても2種類の異尺度寸法が引かれていました。なので引きでみるとゴチャゴチャして見えるところがある。
F氏の画は、2,3種類の尺度の違うモデル空間の中に1種類の寸法が引かれていました。なので引きでみるとサッパリしたものとギュッと詰まったものと見える。
M氏の画は異尺度を使っているので、寸法にカーソルが合わさるとポインタに3スケマーク(三菱マーク)が2つ現れる。
これは、"異尺度使っているよ"と教えている。この場合、ひとつの寸法に2種類の尺度設定がされているので、カーソルを乗せたら2種類の大きさの寸法が表示されて見づらくなる。なのでポジションを調整する必要がある。
仮にレイアウトを1/100と1/50とした場合、1/100をメインだとしたら、1/100寸法は良いポジションに置いていると思う。しかし、1/50のほうは少し離れていてポジション調整が必要になるので、画面左下の3スケマークで1/50にする、すると1/50の尺度寸法だけが表示されて仕事がしやすくなる。
それからポジション調整する。
ペーパー空間でVPを2つ並べて同じ場所を表示させる。VPの尺度を1/100と1/50にすると尺度に合わせてオブジェクトも寸法も尺度に合わせて表示していると思う。これが異尺度の使い方の例①
F氏の場合は注釈尺度を使い分けて描いていくので、寸法の大きさが一緒なので描きやすいと思う。例えば、
大枠が外構で1/100
中枠が部屋内で1/50
詳細が部分詳細で1/20 とか、
寸法も決めて置いていきやすいので、レイアウトで後戻りしずらいだろう。
ペーパー空間は例①と同じ。
これが異尺度の使い方の例②
②のほうが描いていく側は整理しやすく描きやすと思います。しかし、別の人が修正や追加を描く場合、異尺度のレイヤーを忘れそうになりそうな気がします。モデル空間で3スケマークがでないから、異尺度はないと思ったりするかもしれないです。
だけど、ペーパー空間では描かれている。
モデル空間にはない。
どうなってるんだ? ???
迷宮に入ってしまう。
この経験から
はじめてもらった図面は、異尺度の確認が必要で、右下の3スケマークから確認する。
という事。
読んていただいてありがとうございます。