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1か月のブログ継続で見えた成長へのヒント
【Level31】税理士ビジネスの新たな可能性
こんにちは、経営理念と経営計画で中小企業をサポートする税理士の菅谷(すがや)です。
気まぐれな気持ちで始めたブログですが、なんと1か月継続することができました。正直、自分でもここまで続くとは思っていなかったので、素直に自分を褒めてあげたい気持ちです。日々の仕事に追われるなか、文章を書き続けるのは決して簡単ではありませんが、それでも続けてこられたのは、日頃関わる経営者の方々や社内のメンバーの存在が大きいと感じています。
最近は、クライアントの経営者だけでなく、その幹部や店長の皆さんと一緒に仕事をする機会が増えてきました。たとえば、経営会議の運営サポートに携わることがあり、会社の未来を左右する重要な決断が下される場に立ち会っています。経営企画室のメンバーと事前打ち合わせを重ねながら、会議当日のゴールを明確にし、シビアな議題があっても結論を出しやすくするように工夫しています。特に決算が近づく時期は、どうしても数字の厳しさが浮き彫りになりますが、それこそが次のアクションにつなげる絶好のチャンスでもあります。
一方で、各店舗の店長向けには独立採算制をベースとした利益管理の勉強会を運営しています。今まで業績管理に十分な時間をかけてこなかった企業や店舗の場合、「利益の見える化」をするだけで、これまで見えなかった問題点や強みが浮き彫りになり、現場のモチベーション向上にもつながります。私たちが提案している業績管理シートでは、常に「今のまま頑張ればどのような決算着地になるか」「このままではどうなるか」というシミュレーションが可能です。ゴールが具体的に見えると、店長自身も自信を持って行動を起こしやすくなるのです。
こうして振り返ってみると、経営会議のように「過去と現状を踏まえて厳しい現実を確認し、次の一手を考える場」と、各店舗向け勉強会のように「未来に向かって前向きな取り組みを模索する場」の両輪がそろって初めて、会社全体が力強く前進していけるのだと感じます。それぞれの場には役割があり、どちらも企業経営に欠かせない要素です。
今後も、経営会議の運営や店長向け勉強会などを通じて、多くの中小企業が抱える経営課題に寄り添いながら、少しでも前進のきっかけをつくれたらと思います。そして、このブログも自分自身の学びや気づきを整理する場として、しばらく継続していきます。皆さんも忙しい毎日の中で、ふと立ち止まって自社の現状を見つめ直し、未来を描く時間をぜひ大切にしてみてください。