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ストック型とフロー型を活かす
【Level30】税理士ビジネスの新たな可能性
こんにちは、経営理念と経営計画で中小企業をサポートする税理士の菅谷(すがや)です。
ストック収入とフロー収入について、あらためて考えてみると面白い発見があるものです。たとえば税理士業界は、顧問契約などのストック収入をベースにしているので、年々着実に売上が積み上がります。一見、大きく稼ぐのは難しそうですが、毎年安定した収入を得られる強みは他業種にはなかなかない魅力だと思います。
ただ、全国に8万人以上の税理士がいる現状では、税務顧問だけで差別化するのは至難の業です。顧問料の単価競争に陥ると、どうしても疲弊してしまう。そこで鍵になるのが、相続税申告などフロー収入の活用です。まとまった金額が一度に入る「ボーナス的」な要素があると、安定と成長の両面が見えてきます。
弊社では、もともと個人の税理士事務所として活動していたこともあり、組織化支援のサービスはあまり強くありませんでした。しかし、自社を税理士法人化して組織体制を整えた結果、「自分が実際に体現していること」だからこそクライアントに提供できるノウハウが増えています。未経験の主婦の方でも一から成長できる仕組みづくりをしているので、その過程で培った組織化と体系化のノウハウを、実際のサービスとしてご提供しています。
たとえば「税務顧問だけの関わり」や「名ばかりのコンサルティング」ではなく、実際に弊社が日々アップデートしている組織づくりのリアルを共有しながら、クライアントと一緒に課題を解決していくイメージです。さらに、パートナー税理士と話していると、自分ひとりでは思いつかなかった新しいアイデアがどんどん出てきます。互いに補い合うことで、サービスの幅がぐっと広がり、より面白い未来が見えてくるのが魅力ですね。
ストック収入をしっかり確保しつつ、フロー収入で大きく飛躍する。
この両輪をうまく回せるようになると、安定と成長のバランスが取りやすくなります。中小企業経営者の方も、まずは自社のビジネスモデルを見直してみてはいかがでしょうか。日々の業務を着実にこなしながら、一度きりのボーナス的な売上も視野に入れることで、新しい可能性が開けるかもしれません。弊社も引き続き、組織化や人材育成を進めながら、クライアントの皆さまと一緒に次のステージを目指していきたいと思っています。