経営の目的地は定まっていますか?
【Level19】
こんにちは、経営理念と経営計画で中小企業をサポートする税理士の菅谷(すがや)です。
今日は中小企業の経営者の皆様に、ぜひ考えていただきたいテーマをご紹介します。それは「経営の目的地が定まっているかどうか」です。
東京出張とGoogleマップの教え
明後日から東京への出張があります。
2月にシステム研修の講師依頼があり、講師をするための研修に参加してきます。現時点でホテルも交通手段が決まっていません。
そんな時に頼りになるのがGoogleマップ。目的地と到着時間が決まっていれば、最短ルートを簡単に教えてくれますよね。
しかし、もし目的地が曖昧だとどうでしょう?
なぜそこへ行くのか?
どこに向かえばいいのか?
どうやって行けばいいのか?
これらの問いに迷ってしまいます。目的地が定まっていないと、効率的に行動することが難しくなるのです。
会社経営も同じことが言えます
会社の経営も、目的地が明確でなければ同様に迷ってしまいます。
目の前の業務に追われるあまり、長期的なビジョンや目標が見えなくなってしまうことも少なくありません。
社員の自立を促すために
多くの経営者は「社員がもっと自立的に動いてほしい」と感じています。
しかし、社員自身もどこを目指せばいいのかが分からないため、指示されたことしか行動に移せない状況です。これは、会社全体の成長を阻む大きな要因となります。
目的地を共有することの重要性
ここで重要なのは、経営者自身が明確な目的地を持ち、それを社員と共有することです。会社の目指す方向性が明確であれば、社員も自らの役割を理解し、積極的に行動してくれるようになります。
一緒に目指す未来を描きましょう
多くの中小企業では、目的地が曖昧なために成長が停滞しています。しかし、一緒に目指すべき未来を描き、具体的な目標を設定することで、社員も一丸となって前進する力が生まれます。経営の目的地を定める第一歩は、それを社員に伝えることです。明確なビジョンを共有し、全員が同じ方向を向いて進むことで、会社全体の力が最大限に発揮されます。
まとめ
経営の目的地を明確にすることは、会社の成長と社員の自立を促すために不可欠です。今一度、自社のビジョンを見直し、社員と共有することで、迷いのない確かな歩みを始めてみませんか?
皆様の会社が明確な目的地を持ち、さらなる飛躍を遂げることを心より願っています。ご意見やご質問があれば、ぜひコメント欄でお知らせください!