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祝・50回!金融機関との付き合い方とは?
【Level50】
こんにちは、経営理念と経営計画で中小企業をサポートする税理士の菅谷(すがや)です。
みなさんは、金融機関から融資を受けた経験はありますか?起業を考えている方や、これから資金調達を検討されている方にとって、金融機関との関係は非常に重要です。しかし、どの金融機関を選べばよいのか、どのように融資を受けるかは悩みどころですよね。
日本の金融機関は大きく分けて、「政府系金融機関」「民間銀行(都市銀行・地方銀行)」「協同組織金融機関(信用金庫・信用組合)」などがあります。それぞれの特徴を理解し、起業時や事業拡大の際に最適な金融機関を選ぶことが大切です。
実際に最近、クライアントの個人事業主から法人設立に向けて融資をサポートした際には、どの金融機関を利用するかをクライアントと一緒に検討し、その後すぐに担当者に繋げるようにしました。日頃から金融機関の担当者と良い関係を築いておくことで、スムーズな対応が可能になるのです。
特に、税理士からの紹介という形で金融機関と繋がると、相手にも安心感を与えることができます。必要な書類を迅速に提出できるよう準備しておくことも、融資を受ける上で重要なポイントです。
融資を受けるためには、金融機関に対して信用と実績を示すことが必要です。経営者としては、数字や会社の財務状態についてしっかりと理解し、金融機関の視点で物事を考えることが求められます。
よく言われることですが、会社が赤字であっても即座に倒産するわけではありません。倒産する理由は「お金が回らなくなるから」です。これを防ぐためには、普段からキャッシュフローを正確に把握し、金融機関との信頼関係を築くことが欠かせません。
金融機関との関係を上手に活用し、経営を安定させていきましょう。