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大切な人との絆が支える、経営者としての土台づくり

【Level36】
こんにちは、経営理念と経営計画で中小企業をサポートする税理士の菅谷(すがや)です。

昨日、次男からLINEでメッセージが届きました。普段はLINEで連絡を取り合うことがないので「どうしたんだろう?」と思って開いてみると、私の大好きな『ファイナルファンタジーVII』の一番くじを見つけたというお知らせでした。しかも、自分のお小遣いから一回分を購入してプレゼントしてくれたんです。こんなさりげない気遣いが、日常をちょっと明るくしてくれますよね。

長男も次男も、人に愛情を注げる優しい人間に育ってくれました。最近では、むしろ私のほうが彼らから多くのことを学んでいるように感じます。
ここ数年は、特に人との絆を大切にするよう心がけています。ただ、まだまだ自分自身のキャパシティに限りがあると感じることも多い。だからこそ、まずは身近な家族と社員、そしてクライアントにしっかりと向き合うことに注力しようと決めました。

経営者としては、新規顧客の獲得に力を入れるか迷うところですが、いまの私にとって最優先すべきは「自分の土台づくり」。独立後、目の前にある仕事に追われて大切な人たちとの時間が後回しになっていた反省もあります。

昨年は人生を懸けた税理士法人の設立にも挑戦しました。それによって関わる人の数はさらに増え、責任の重みも大きくなっています。経営の規模が拡大すれば、それだけ周囲の協力が必要になるからです。だからこそ、周りの人たちとの関係をしっかり築いていくことが、将来的なビジネスの安定や成長にもつながると信じています。

もしかすると、来年には息子たちが独立していくかもしれません。そんなふうに考えると、家族と過ごせる時間は本当に限られていますよね。だからこそ「いま」という瞬間を大切にしつつ、自分の人生設計を常に見直しながら、その時々で最善の選択をしていきたいと思います。

この考え方は、経営者としても同じです。会社や組織を成長させるためにも、まずは自分自身がしっかりと土台を固め、周囲の人との絆を育むことが大切ではないでしょうか。そうすることで結果的に、社員やお客様、そして家族との関係性が強まり、事業の可能性も広がっていくはずです。

絆が経営を支え、経営が絆を深める。 この両輪がうまく噛み合えば、きっと経営者としても、人としても充実した毎日を送ることができると思います。私自身も日々、家族や社員、そして大切なクライアントの皆さんとの時間を意識しながら、着実に前に進んでいきたいと考えています。

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