札幌散歩「狸神社」
私は北海道生まれの北海道育ちだが、野生のキタキツネは近所で普通に見ても野生の狸は見たことが無い。
考えて見ればお稲荷さんはあるけれど、狸を祀る神社って北海道ではあんまり見たことが無い。
札幌市には狸小路という商店街がある。
そこに狸神社というか祠というか商店街にある。
この神社結構場所を移動している。
現在地から結構離れたところに以前はあったし、もっと大きく立派だっのが今はこじんまりとして規模も小さくなっている。
そもそも狸が居ない札幌でどうして「狸小路」と呼ばれるようになったのか?
元々は単なる仲通りに過ぎなかった狸小路に1873(明治6)年、劇場が建ち始めた。
人出を当て込んで周辺に飲み屋さんが立ち並ぶようになり、そこに出入りするひとたちに客引きをする娼婦たちが現れるようになった。
その様子から「あそこへ行くと美人の狸(娼婦)に化かされるぞ」と言われるようになったことから、狸小路と言われるようになったとか・・・。
男をたぶらかして金を儲ける女達、いわゆる白首(ごけ・売春婦のこと)が多くなり、一帯は[白首小路]と呼ばれる様になっていた。
男をたぶらかす、化かすことから、やがて「狸小路」と呼ばれる様になったと言われている。
当時の狸小路は「白首」と呼ばれる売春宿、落語家による[寄席]、そして明治のスーパーマーケットとも言うべき「勧工場」の三つを大きな柱として形成されていた。
明治25年の大火を契機に白首屋は姿を消すようになりました。
狸地蔵は、昭和48年(1973年)建てられた本陣狸大明神社(通称 狸神社)が建立され、ここの狸には八つの御利益があると言われている。
札幌へ来られた際には狸小路商店街で買い物したり食事をして、狸神社に参拝するのもいいかもね。
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チップありがとうございます!!無理なさらず御覧頂けたら幸いです。