第1空挺団 令和5年度北方積雪地訓練
冬季の北海道へも当然有事ともなれば積雪地であろうと厳寒期であろうと、雪の無い習志野から飛んで来て降下しなければならない。
夏季と違い冬季は冬季の装備と雪中戦という夏季とは違う戦闘をしなければならない。
冬季の戦闘は過酷だからね。
積雪地は当然スキーが使えないと戦えない。
空挺レンジャーでも冬季レンジャーに行っている隊員はそんなに多くないからね。
レンジャーの教育時に部内幹候出身の2尉の教官が居たが、陸曹時代は空挺隊員で空挺レンジャーであった。
彼に「冬季遊撃へ行ったらいいのに」と言ってみたことがある。
すると「冬季レンジャーはスキー技術が高いことが条件なので、幹部になってから北海道へ来たのでスキーは得意じゃないんですよ」と自信なさげであった。
確かに冬季レンジャーは胸にレンジャー記章と冬季遊撃記章にスキー指導官の記章を付けている人が多いからね。
冬季の訓練をやっていないと、幾ら「精鋭無比」の空挺隊員でも、いきなり積雪地へ降下したら戦う前に冬将軍にやられてしまう。
北方積雪地訓練は大事だね。
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