戦車のシート
戦車は野外で「駐車」している。
戦車の車庫なんて基本無い。
野晒で放置なんてしていないのは当然だ。
そんなことしたら高額な血税の戦車を常設展示している戦車のように塗装は陽に褪せ錆びだらけの無残なものになってしまう。
よく戦車の模型を作る人は戦車のリアル感を出そうと錆を強調するが、とんでもないことだ。
そりゃ全く錆はないかというばそうではないが、きっと駐屯地等に展示している放置されるがままの戦車を参考にしているのだと思う。
生きた戦車じゃない戦車をモデルにしてもね・・・といつも思う。
戦車がパークなりモータープールなりに駐車している時は戦車にシートを被せている。
「戦車シート」だ。
戦車のシート一枚100万円とも言われていた、本当知らないが。
ボロボロになった戦車シートがあっても簡単に交換なんてことは無く、おそらくその戦車が廃車になるまでシートも使われるのであろう。
戦車乗りは戦車に乗る時は戦車のシートをまず剥がし、丁寧に折り畳むことから始まり、戦車から降りたら戦車シートを被せることで終わる。
戦車シートの話で書くこといっぱいあるけれど内容が地味なのでここまでにしておきます。