戦車乗員
戦車乗員とは戦車乗りのことで、機甲科職種に配属されても必ずしも戦車に乗れる訳ではない。
戦車に乗りたくて入隊して、機甲科職種へ行け、戦車部隊へ配属までされたのに・・・戦車乗員になれず偵察や通信、補給等へ配置されることもある。
機甲科隊員には変わらないのだが、戦車が減った今となっては機甲科職種となっても戦車乗員になれる確率はとても低い。
機甲科で戦車部隊なら「乗員か?」で戦車に乗っているかそうでないか通じる。
戦車乗員でも演習によっては後方の管理班とかいろいろ任務を付与されるので、戦車乗員だからと言って必ず演習で戦車に乗る訳ではないので「○○今回は乗員か?」と聴かれることもある。
戦車乗員には4名乗りの戦車の場合は上から車長、砲手、操縦手、装填手の補職がある。
今の自衛隊戦車、10式、90式は3名乗りだから、装填手はいない。
自動装填装置だからね。
もっとも人件費を減らす目的なのか、装填手一名減らしたの痛い話だ。
10式では改善されるのかなって思ったが乗員の意見なんぞ聞かないで開発したんだろうね。
それならせめて自動装填装置の故障は無くてして欲しいものだ。
乗員4名から3名に減らすことでいかに戦車乗員の負担が大きいか。
戦車中隊の人員も大幅に減り陸士の数が物凄く減ったため特別勤務、臨時勤務に割かれる人員の負担が増した。
そういう話ってあまり聞かないだろう。
訓練だけでなく日常生活にも支障をきたす環境なのだ。
休みが無いってことだ。
戦車乗りの話が怪しい方へ脱線しちゃうのでここまでする。