地獄の黙示録 ワルキューレの騎行
日本の騎兵は戦車となったが、米軍の騎兵隊はヘリコプターの部隊となった。
「地獄の黙示録」の監督はフランシス・フォード・コッポラ。
「地獄の黙示録」で最も有名で印象的なシーンが動画の「空の騎兵隊」と呼ばれている、精鋭の第1騎兵師団所属のビル・キルゴア中佐が指揮するヘリコプター強襲部隊である第9航空騎兵連隊第1大隊の攻撃シーンだ。
ベトコンの拠点となっている村に奇襲攻撃を掛ける際、兵士の士気を高め、住民の恐怖心を煽るために、ヘリコプターに積んだスピーカーから「ヴァルキューレの騎行」が大音量で流される。
「ワルキューレの騎行」は、リヒャルト・ワーグナーが1856年に作曲し、1870年に初演した楽劇。
ワーグナーの代表作である舞台祝祭劇『ニーベルングの指環』四部作の2作目に当たる。
私がこの曲で印象に残ったのは、大東亜戦争で『日本ニュース第96号』(1942年4月7日公開)における「ポート・ダゥイン爆撃」の実録映像に「ヴァルキューレの騎行」が使用されて、落下傘部隊が敵地へ降下するシーンで流れていた。
地獄の黙示録より先の話だね。
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