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ラーメン好きのひとり言「ラーメン横丁」

美味しい物は毒である、ラーメンは猛毒だ。

そんな猛毒であるラーメンは札幌の名物でもある。
猛毒のラーメン屋が立ち並ぶ横丁があって、その路地を「ラーメン横丁」と札幌の人々は呼ぶ。

私が札幌へ住んだのは昭和の頃だ。
一回目の札幌市民となった時だから10代の頃である。
自衛官として制服外出(当時は制服外出の時代であった、多分そういう世代の最後の時代に近かったと思う)した二度目くらいの時だったと思う。

地下鉄すすきの駅で下車し階段を登るとすぐ横に「ラーメン横丁」があった。
田舎者の私はラーメン横丁へ行ってみた、すると廊下に呼び込みの女性が立っていて「今なら席がありますよ」と他の店へ行けないように半ば強引に店に入れられた。
メニューのラーメンは見たことも無い豪華な感じの毛蟹ラーメンとかあったと思う。
値段がこれまた高くて、40年近く前とはいえ一杯1000円以上するなんて田舎者の10代の若者には驚くことばかり。

外出の注意事項で班長から「ススキノの繁華街はぼったくりも多いので風俗とか呼び込みに掴まって、うっかり店に入ったらケツの毛まで抜かれるからな気を付けるように」と指導されていた。

ま、まさかラーメン屋までぼったくりがあるとは・・・都会の洗礼を受けた瞬間であった。

ラーメンは不味かったことだけは覚えている。

「こ、怖いよススキノ・・・・・・」と思ったのは言うまでもない。

本家ラーメン横丁

私のラーメン横丁のイメージはすこぶる悪く、札幌出身の同期からは「ラーメン横丁なんて高いだけで観光客相手だから札幌の人間は絶対に行かないぜ」と教えて貰った。

それからかなりの年月が経ち、ススキノにはあのラーメン横丁じゃない、別の本家本元のラーメン横丁があることを知った。
ぼったくりじゃない普通のラーメン屋が集まっている正真正銘のラーメン横丁らしい。

札幌に住んでいると意外と知らない名所とか多い。
私は当時は元気も良く「ラーメンは猛毒だ」なんて露ほどにも思っていない頃であった。

画像は10年以上前のものである。
ラーメンを猛毒と思っている現在は「鬼門」として封印しているので、現在のラーメン横丁は知らない。

たくさんあるラーメン屋さんは、どこも混んでいて中々入れる店がない。

行列が出来て待っている客の店もあったりして・・・・・。

ここのラーメン横丁のラーメン美味しいよ。

味噌ラーメンだけしか食べない私だけれど、どこの店も間違いないんじゃないかな・・・・多分・・・地元の人が行く店だから混んでないところは・・・・・ね。

いろいろ店があるから口に合わないラーメンだってあるさ・・・・多分。

画像のラーメンは美味しかったよ。

本家ラーメン横丁

寒い時期、外に並ぶのも嫌なので観光地の繁華街のラーメン屋はあまり行かない。

なので行き着けのラーメン屋はないし、今は猛毒だと思っているラーメンは控えているので余り知らないのだ。

ただこれだけは言える、ラーメン横丁は二つありススキノ駅の横にある所は・・・40年近く行ってないのと、もう一つある本家ラーメン横丁は美味しいラーメン屋がある二つのラーメン横丁があることを覚えて欲しい。

どっちも最近の情報は全く知らないので参考までにってことだよね。

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戦車兵
チップありがとうございます!!無理なさらず御覧頂けたら幸いです。