大型免許取得を拒否する自衛官?そんな奴いるの?

自衛隊を応援するとか言って自衛隊を貶め攻撃するO女史の話って毎日「あり得ない」話を出してくるので・・・正直ワクワクしてしまう。

「嘘言うな!!!」と言ってしまえば終わりだが「へーーー、そんな自衛官いるんだ」と物凄いレアという稀有というか聴いたことも見たことも無い自衛官の証言を出してくる。

世の中いろんな人がいるから自衛官にだって本当にO女史の言うような自衛官もいるのかも知れない。
ただ・・・・疑問はある。

昨日も紹介したマイクロバスを自衛隊は使えという話に関連しての話だ。

ちなみに自衛隊のマイクロバスの画像を貼って置く派手だね。
これは地本のマイクロバスだから、演習や訓練には使わない。
自衛官募集という実戦の最前線で活躍する本物の戦闘車輛とも言える。

話はこんなポストがO女史に・・・・。

「若い隊員が大型免許を取れないのではなく事故の責任を取らされるリスクを考えてあえて取らないのだ。」

というものである。

自衛隊に入隊すると免許や資格が取得できるのが魅力の一つである。
無料で勤務として大型自動車の免許を取得できるのだ。
もちろん普通免許を吹っ飛ばしていきなり大型免許をだ。

当然、自衛隊に入隊しのならこなんチャンスがあるなら大型免許は取得するよね。
私は機甲科の教育に入って直ぐに大型特殊免許をすぐに取得した。
もちろん無料で仕事で必需品だから戦車の操縦が出来ないからね。

ただ大型免許は職種や部隊にもよるが、輸送科とか絶対に大型免許が無いとダメな職種とかだと確実に大型免許取得のために教育へ行けても、２任期４年いても大型免許取得のため自教(自動車教習所・他にも自訓と呼ばれる教育隊もある)へ行けない者もいる。

希望しても行けない任期制隊員も少なくない。
なので職種決定の時の職種希望に「輸送科」が人気だったりする。
免許が早くに確実に取得できるから、自衛隊を辞めても免許は残るからね。

そんな行きたくても行けない自教へ、命令で「大型免許取得」を命じられて拒否する奴なんかいない。

でもO女史は「こういう人もいる」と言って、マイクロバスをバス会社の運転手が運転する快適な移動を推進しているのだ。

大型免許を取りたくない自衛官がいて「事故が怖いから」と理由にしているのに無理に自衛隊は免許を取得させ運転させていて危険だし人権蹂躙なのだという。

凄い論法だ。

こんなこと言ってるからワクワクしちゃうんだよね。
もう完全な炎上商法にはめられてる。
O女史の狡猾な戦略にやられてしまっているのかも知れない。

やばいぞ、やばい。

騒げば騒ぐほど拡散され１００人に一人ぐらい信者が増えて・・・・やばいぞ、俺は間違ったことをしているのかも知れん。

ただ・・・・本気でこんなこと言ってるのは狂気じみたものを感じて・・・・最早「御冗談を」と笑ってしまうというか、誰か突っ込んであげないと、と思うのである。

でも・・・・私・・・ブロックされてますから・・・・。

noteを書くネタとして良い題材だなとは思っています。

話を免許取得に戻ります。

自衛隊で任務に必要な免許は必ず取得しないと法的に扱えないのでいろんな免許が自衛隊で取得されます。
もちろん「命令」です。

ただ、就職援護とか退職自衛官等の再就職のために任務に必要ないけれど、取得させてくれる免許もあります。

大型免許も当然「そういう隊員」向けにも取得させていました。
部隊に大型トラック「３トン半」はあっても、全員が操縦する訳ではなく、免許を持っていても運転する機会が皆無な隊員も少なくないのが現状です。

なので命令を拒否して大型免許を取得しなかった隊員が、任務に必要なのに取得しなかったとすれば「仕事にならない」訳で大問題だし、そうじゃなくて枠があって「大型免許を取得させてやろう」という話で拒否したなら、別の隊員が行くだけの話で別になんの問題もない。

大型二種の取得も昔からやっていて、決して退職後「バスの運転手になりたいから」と取得するのではなく、無料で勤務時間に行けるから大型二種免許を取得するのである。
これも狭き門で希望したってなかなか行けない「枠」がないから。

後輩も行ったがその話は別の機会にする。

５６歳を過ぎて大型二種免許があるからとバス運転手に採用されるのは、昔はなかなかなかった。
観光バスくらいかな?
市営バスとか路線バスは聴いたことが無い。

自衛官時代だって大型を運転していたか判らない人を採用しても単なる新人だし・・・・ね。

バス運転手が今なぜ足りないかという話も一つには処遇が悪く給料も安いのに結構苛酷な仕事だからである。

運転手って３０年無事故無違反でも今日大事故を起こすかも知れない職業だからね。

５６歳の新人バス運転手を不足しているから採用しても、給料安くて職場環境悪ければ続かない。

自衛隊の免許取得って無料で仕事で取らせてくれるからで、その免許が必要じゃなくても取らせてもらえる。
内緒の話、実務経験が何年以上必要という免許も実務経験皆無で取得したりするから魅力なんだけれど、実際に就職しても免許のあるど素人なので使えないのが現実だ。

そんなこんなでO女史の言う自衛官の証言って現実的じゃないし、疑問だらけなんだよね。

とっても面白いけどね。

レアで稀有な自衛官の存在や意見を聞けるのはO女史からだけだもん。