ラーメン好きのひとり言「ランチ難民」
ランチ難民という言葉を御存知だろうか?
ランチへ行ったものの店がお休みだったり混んでいて入れなかったり、様々な理由でランチにあぶれることをランチ難民と言います。
私の造語ですがね(笑)
時として突然訪れるのがランチ難民の特徴なのです。
それが昨日の私でした。
いつも行くランチのお店へ行くと扉に「予約客のみ」という貼り紙が・・・これ結構あって、突然美味しいランチが食べられなくなる絶望感を味わう瞬間なのです。
そうなると別の店へとなります。
そんな時に限ってどこの店も混んでいます。
連休初日だししょうがないか・・・。
あの餃子屋さんも満席、近くの最近美味しくなくなったラーメン屋も満席・・・スーパー内のラーメン屋も・・・・知らない店へ行くと店前のメニューを見て「高い・・・・」とランチ代を超えている。
しょうがないな・・・ちょっと離れているけれど全国的に有名なラーメン屋へ久し振りに行ってみようとテクテク歩いて行った。
道中紅葉が美しく、雪の降る前の北海道の晩秋を味わいつつラーメン屋へ。
ラーメン屋は地下鉄駅からちょっと離れていて繁華街には無い。
ぽつんと一軒だけあるラーメン屋だ。
店前で呆然と立ち尽くした・・・・超長蛇の列が・・・・こんなに並んでまでラーメン食うのか・・・・・・・・。
そうか・・・連休初日だった全国的に有名店だもの当たり前か・・・。
戦車兵の気質に「せっかち」というのがある。
私は回れ右前へ進めとUターンした。
さて・・・選択肢はスーパーで弁当を買うか・・・昨今も物価高で飲食店でランチするよりちょっと安いくらいの量の少ない弁当ならどこかで食事したい。
ランチ難民はランチを求めて彷徨するのであった。
「天は我を見放したか・・・」とまでは言わないがどうしようか。
とりあえず帰ろうとトボトボと帰路に就くのであった。
自宅へ帰り途中で買った「アイスボックス」に炭酸水を入れ飲みながら思案する。
ランチの時間はとっくに過ぎている、ランチを諦めランチ難民は空腹のままnoteの記事を書くのであった。
それとYouTubeで怪談を読んでくれる「不思議の館」へ怪談の投稿をすべく怪談を書く。
読んでくれたらいいな・・・・と祈りつつ書くのであった。
夕方近くになって空腹なので、少し離れている食堂まで行くことにした。
ここは、夕方5時から営業している店だ。
自転車を漕いで店まで来る。
安価な定食屋で、近ければ毎日来たい店でもある。
冬には来られない店でもある。
メニューを見て定食・・・と思ったが昼にラーメンを食べようと失敗したので店主のおっちゃんに「味噌ラーメン」と注文した。
考えたらここの店のラーメンを食べたことなかった。
600円と安価である。
寒い中自転車を漕いで来たので暖まるし。
ラーメンは昔ながらの味噌ラーメンだ。
手の込んだ昨今流行りのラーメンと違い「普通」の味噌ラーメン。
この普通の味噌ラーメン意外と今は食べられない。
おっちゃんと最近のラーメン事情を話しをすると面白い話が聴けた。
お客さんの中には「30秒だけ茹でてて」と注文する人がいたそうだ。
「30秒って・・そんなのラーメンじゃないよ」と笑っていた。
私は食事だけでなく、こうして店主のおっちゃん雑談するのが好きなのだ。
ラーメンだけの味わいじゃなく店の雰囲気も味わうランチ難民でした。