映画『ブラックホーク・ダウン』デルタフォースとレンジャー部隊
実際にソマリアでおこった凄絶な「モガディシュの戦闘」(米軍を中心とする多国籍軍とゲリラとの市街戦)を描いている。
1993年、国際世論におされた米軍は、民族紛争の続くソマリアへ派兵。
内戦を終結させようと、最大勢力ババルギディル族を率いて和平に反対するアイディード将軍の副官2名を捕らえるため、レンジャー、デルタフォース、第160特殊作戦航空連隊ナイトストーカーズなどで構成された約100名の特殊部隊を首都モガディシュへ強襲させた。
当初、作戦は30分足らずで終了する予定であった。
だが、アイディード将軍派の民兵の放ったRPG-7により、ナイトストーカーズのブラックホーク2機「スーパー61」「スーパー64」が撃墜されてしまう。
「仲間は決して見捨てない」をモットーとする米軍は、機内に残されている生存者を救うため、作戦変更を余儀なくされる。
非常に高い戦闘技術を持ち、ヘリからの航空支援も受ける米軍部隊だが、損害を顧みず次々と現れては襲ってくる民兵を相手にするうちに、徐々に死傷者を増やしていく。
墜落地点がふたつ存在するための混同や、戦闘指揮所からの指令が移動する車両部隊に届くまでののタイムラグなどによる混乱も発生。
地上の米軍部隊は、捕虜も乗せた車両部隊と徒歩で移動する部隊に分かれて墜落地点へ向かう。
徒歩で「スーパー61」墜落地点付近に到達した救援部隊も民兵に包囲されて身動きが取れなくなる。
レンジャー部隊は負傷者多数となったため、デルタフォースの“フート”ギブソンは、レンジャー隊員の中からマット・エヴァーズマンを借りて他のデルタ隊員と共に、まだ救援が来ない「スーパー64」墜落地点へと向かう。
動画はレンジャーと特殊部隊のデルタフォースとの協同での戦闘シーンで、部隊として行動するレンジャーに対して少数で行動するデルタフォースとの葛藤が描かれている。
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