月のねこ

この話しは実話です。創作ではありません。登場人物も含めて全て実話です。「デタラメだ!」…

月のねこ

この話しは実話です。創作ではありません。登場人物も含めて全て実話です。「デタラメだ!」と思われるかもしれませんが…。 現在、Xにて同じものを投稿中です。

最近の記事

天より〜天へ ㉝ 「徳をためる貯金箱」

24/9/27 15:04 「天、方法を考えるんだよ!        早く!」 15:57    “ねこちゃん…” 20:05    “あの子につたえて      まだ好きだよ〜と〜♪” (涙) 24/9/28 18:50    “夜明けの海〜……そしてひみつ〜♪” 18:59 「私の…の一年分と…に、そうしたら     あなたの魂は慰められるか?」 22:29    “どーする? ニャンコぐ……” お母さんはいつも僕に話してくれる。 「宇宙には『徳をためる貯金箱』があ

    • 天より〜天へ ㉜ 「早く!」

      「天の十五夜前夜祭2024」より   来客は、日本中誰もが知っている 美しい女(ひと)だった。 唯一の気懸かりはパパのこと。 皆で背中を押した。 『パパのそばへ』 24/9/22 18:47  “ありがとう、      お世話になったねー” 今度は幸せにね。 『ディ……プリンセス!』 24/9/23 22:15 映像は、ずっと前方を歩いている後姿。 『あなたの逝くべきところへ』 またいつでも前夜祭へ。 今度は参加印無しでいいからね。 24/9/20 3:11   

      • 天より〜天へ ㉛ 「天の十五夜前夜祭2024」

        その前に……。  自民党総裁選より 24/9/9 23:07   “詰めなくていい(会見場に)                 入ってくなんしぇ” 24/9/13 23:00 “潰さないで” 23:01   “…9人が………した” 23:05   “そんなに人いるかなあ” 23:07  “…市のために。なかでも” 23:12   “小泉さんに、小泉さんに…” 23:14   “ぐぅえー! ぎぃえー!” 23:29   “小泉さんが、小泉さんが” 23:32   “9月の

        • 天より〜天へ ㉚ 「巻紙(まきがみ)の猫」

          どうしたらいいか考えていた。 お母さん、『棘の道』は後回しにして。 今は止めてね。 “だって、頑張ってるもん” 「そうだね」と天の提案を快く受けることにした。   自民党総裁選より 24/9/7 3:12    “各地の穴場から大変なことになって     る” 3:14    “多分、……会長の挨拶しか…” 3:40    “昨日の…覚悟を決めて…”   6日に出馬会見を開いた進次郎氏。 4:37    “ゴミを止めるように言っている”   自民党裏金問題か。 4:38

        天より〜天へ ㉝ 「徳をためる貯金箱」

          天より〜天へ ㉙  「ガザの女(ひと)」

          24/8/26 22:13  “ドボーン” 誰かが水に飛び込んだ。男だった。 22:17  “ニコニコするなよ” お使いさんが言った。 22:20  “教えてよ” これはカサンドラが男を海に放り込んだ記憶の断片。 24/8/27 職場の昼休憩中だった。視界に青い光。 12:55  “やっぱり……このまま融け込んで…” スーパーで買い物の途中、頭の中にフッと浮かんだ。 13:41  「あたしたち(三人)、結構頑張って       るよね?」 お供えするおやつを買った。

          天より〜天へ ㉙  「ガザの女(ひと)」

          天より〜天へ ㉘ 「貴女の名前」

          ㉗を投稿後のこと 24/8/21 22:34  “どっちか、(どうするか)二人で決め    ろよー!”  24/8/22 4:12  “信頼は送れなかったー!” 4:19  “いいんですか? おかわりー!” 4:23  “イカ、タコ、すし飯の上に…のせて…” 4:32  “永いうえ” 外国から女性の来客があった。 「まさか!」と信じられない思いだった。 だって、テレビの中の彼女に呟いただけだったから。「赤い帽子が似合うね」 お使いさんは私と天におもてなしを丸投げ? し

          天より〜天へ ㉘ 「貴女の名前」

          天より〜天へ ㉗

          友人と映画の約束をした。 NHK放映のサスペンスもの。 劇場版 『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』 (23/6/10) 19:52  “丸太と一緒に転がってきて…”    “一緒に”    “こっちだ” 映画は観に行けなかった。テレビでは一度も観たことがないから、天は楽しみにしていたようだ。いつかレンタルしようね。 24/8/16 11:41  “切ってやろ 切ってやろ     切ってやろか〜♪” 「何を切る? 縁か?」 午後、DVDを借りてきた。 20:30 カギは最

          天より〜天へ ㉗

          天より〜天へ 番外編 「天の十五夜前夜祭2023」

          23/9/28 7:10 “トントン” “いや〜あ♪” お彼岸の三連休後、息子を社宅に送り届けた天が帰ってきた。 「28日には帰ってきなよ」私との約束を守ってくれた。 “なぜって? だって今夜は十五夜の前夜祭でしょ!” 前夜祭に集まる子供たちはその家に縁のある昔のご先祖様。そして未来の子供たちでもある。その子たちが生まれてくる時は今より少しでも良い世界でありますようにと、願う。 天は去年から前夜祭に参加している。子供たちとの再会を心待ちにしていた。 でも何だか様子が

          天より〜天へ 番外編 「天の十五夜前夜祭2023」

          天より〜天へ ㉖ 「天のパリオリンピック2024」

          24/8/3 23:03 “不安で下がれないようにしたらどうかな?” 23:07 “蔵王の一つですね〜”  ? 24/8/5 0:25 “考えておいてよ” 0:30 “悔しいですけど…”    “高校生” 0:32 “……を手に入れて欲しかったの” 0:34 “しおりさんが賛成したんですか?” 0:36 “ダメでしよ”  指をさして言った。“赤いとこ消しちゃ” 24/8/6 11:50 “昨日(8月5日)、一昨日(8月4日)。一昨日は遠慮待ちにして貰ったの” 14:36

          天より〜天へ ㉖ 「天のパリオリンピック2024」

          天より〜天へ ㉕ 「天のパリオリンピック2024」

          24/7/11 23:17 “次、オリンピック予選で(1次リーグ)敗れた男子……” 23:18 “モニターを探れば……” 24/7/24 22:15 「あれ? 部屋で天が寝てないな」 23:27 “……は走る、パッパカ走る  パッパカはーしる♪” 23:33 “俳優でしょ? 俳優かなり多い”  サッカー男子 パラグアイ戦より。  現地時間 7月24日 24/7/27 11:45 “世界一” と指をさして叫んでいる。 11:58 “まだわからない” 12:05 “交通事故

          天より〜天へ ㉕ 「天のパリオリンピック2024」

          天より〜天へ ㉔

          (24/7/14) 17:46 “(アップロードやっと)できた!” 「お待たせ、天」 23:39 “あたしがそちらで読まなくたって” 「誰? 私?」 23:43 “動物たちを先に……” 「大丈夫、リスも黒犬も描いたよ」 (24/7/15) 8:25 “アップロード描いて……になってよ” 「それは無理」 23/6/24 18:33 “王制らしきものは……” 20:04 “見せていただきました。 ありがとうございました” インドネシア訪問にて。 23/7/1 21:25

          天より〜天へ ㉔

          天より〜天へ 番外編 「同僚のりちゃんの件」

          私とスガ、今回の主人公の『のりちゃん』は職場の同僚三人組だ。 同時間帯で働いているので一人欠けると仕事がはかどらない。 その『のりちゃん』が有休を使って数日間、関西に用事で出掛けるという。 収束し始めたとはいえ、まだまだコロナのご時世。ここは地方の田舎だから都会よりは幾分ましなほうだ。 もし、感染して帰ってきたらどうしよう? 私たちは戦々恐々としていた。 元気に帰って来ることを願う。 23/6/27 22:52 視界に映像 道路脇の電柱横、二頭のボルゾイ犬が並んで話をし

          天より〜天へ 番外編 「同僚のりちゃんの件」

          天より〜天へ ㉓

          ㉓を書き始めた。 (24/7/10) 4:32 “美味しいの(面白いの)頼むよ” そう言われたから答えた。 「えっ、全然自信無いから…」    (笑) 23/6/7 23:04 視界に映像 和室押し入れ前に突然現れた『リス』は部屋を突っ切りリビングのテーブル上に飛び乗った。急な知らせを持ってきたようだ。 フサフサのしっぽに白い紙をぶら下げている。一文字が書かれていた。 でもね、天。私には読み取ることができなかったんだよ。 23/6/7 23:11 藪の中の地面に建っている

          天より〜天へ ㉓

          天より〜天へ ㉒

          ㉑の投稿後の夜のこと (24/6/28) 22:28 “今ね、スマホで『ガーディアンズ』観てた” 22:33 “逮捕ないと抜け殻のように…” 22:36 “夕飯は作らないでおいて” 22:40  “人の生死に関わる大事なことだから” 22:43 “隠すつもりはないけれど…” 映像は、氏名を書いている名簿のようなもの? それを見えないように隠している。 22:47 “美味しかったー。……だけでも新しいメニューを” 22:50 “わかっている” 22:01 “罰則はしますけど

          天より〜天へ ㉒

          天より〜天へ ㉑

          23/4/29 22:13 “……ここしっかり書いておかないと” 「何を?」 去年おじちゃん夫婦が神社のお祭りに誘ってくれたけれど、仕事で行けない私にお土産を持ってきてくれた。 途中の産直で買った『味噌焼きおにぎり』。 焼けた味噌が香ばしい丸い大きなおにぎりだった。 23:38 「何となく神社に行きたくなった」 息子がLINEをしてきた。 「今度の連休は神社の帰りに味噌屋さんのおにぎり食べたいね」と返信。 “……” はおにぎりのことだった。 23/4/30 1:39

          天より〜天へ ㉑

          天より〜天へ ⑳

           「ごめん、天。省いてしまった」 (24/6/19) “間に合う” 23/2/5 今日は天の命日 8:10 「何? 天、家の中走り回ってる」 台所にいた息子が言った。 8:20 私はしんみりと言った。 「天はここじゃなくて前の家にずっといたら広い家の中にいて喧嘩で怪我しないでもう少し長生きできたかもね…。天に申し訳ないといつも思っていたよ」 8:25 「そうは言われたくないよ…」 息子がシクシク泣き出した。 ああ、息子は時々こうなる。天が憑いたようだ。なかなか泣き止

          天より〜天へ ⑳