[人] 小林親弘

沼である。
沼にハマった。

辻谷耕史時代

幼少期から声フェチの気配を自覚していた。
最初に好きになった人は辻谷耕史さんである。いずれ書くと思うが、自分の性癖を幼少期にぶっ壊した作品として「無責任艦長タイラー」という作品があり、アニメ版のタイラーの声を辻谷耕史さんが当てておられた。
ドラマCDで「頼むからさあ」というセリフが出てくるのだが、ここだけサンプリングして一日一曲作れるくらい好物である。

子安武人時代

中学で子安武人さんにガチ恋した。
毎年毎年、バレンタイン生チョコを送るという暴挙に出ていた中学生時代だった。
多分これもあとで書く。
ソロCD「告白」というただただ子安御大が告白100本ノックしてるだけのCDを毎晩聴いて泣きながら寝ていた。
いまだにスマホにこの音源を入れて持ち歩いており、会社の女子に引かれた。

いちおう抵抗はしていた

閑話休題。
小林親弘さんの沼真っ最中なのである。
数年前からその気配はしていた。
しかし親弘さんが演じているキャラ自体は別にそんなに好きじゃなかった。ご本人のすべてを愛してしまいそうなので、横を向いてわざと視界に入らないようにしていたこともある。

罪な男、新開戦

2024年、ブレイクマイケースというスマホゲーがリリースされた。
動的に条件が変化する新しいタイプのパズルゲームだと思うのだが、作中には新開戦という、デカくて武闘派でインテリで気遣いに長けたちょっと治安が悪そうな感じの短髪の青年が登場する。
このキャラを発見した日から、一発で頭がおかしくなった。
もともと新開さん(さん付けで呼び始めた)のデフォルト立ち絵のファッションやスタイルがミリタリーっぽいのだが、ミリオタのわたしに刺さりすぎた。
新開さんぽいものやアイテムを見ると「新開さん…」と呟きながら瞳孔の開き切った目で買い求めるところまで悪化した。
でかい男が好きで格闘技も好きで、180cmを超えてる武闘派が大好物で、新日本プロレスの棚橋弘至を神と崇めるわたしから見て、193cm武闘派インテリ新開さんは理想の男でしかなかった。
2024年から、買ったアウターはすべて新開さんぽいグリーンカーキのMA-1である。

小林親弘ブームが来てしまった

この新開さんの声はかなり小林親弘さん自身の地声に近い状態で演じておられ、わたしからすれば完全にイケてる小林親弘さんの声であり、とうとう小林親弘さんから目が逸らせなくなった。
これまであえて目を背けて来ていたものに抗えなくなった。
とにかく小林親弘さんが出ている音源を集めて聞きまくり、出演されている動画を見続けた。
Spotifyのポッドキャストを久々に探しまくった。
だんだんと症状が進行していって悪化してしまい、仕事中にイヤホンで盗み聞きしては浸っていた。
動悸・めまい・ときめきのあまりうずくまる・奇声を上げるなど、当初は人として社会性が破損している症状が頻発して当然仕事どころではなかったのだが、人間とは恐ろしいものである。
そのうち快適に聞きながらにっこにこで仕事ができるようになった。
ポッドキャストを聞き流しながらるんるんと英文作成のタスクまで熟せるようになった。
聞きながら仕事しているほうが平素よりも調子がいい気もする。

たぶんまだ悪化し続けてる

現在はと言えば、小林親弘さんが出演される音源や演劇、音源や雑誌といったものについてとにかく片っ端からリサーチして分析・研究している。
もともと検索スキルについては諸事情により特化していたが、検索履歴の件数と内容が悪化した。
ここまで到達すると自分でも薄々察してくるのだが、推しに関する何か形あるものを求めすぎてしまい、求められても手に入らないものに飢え、世界のどこかに散らばっている推しの欠片をとにかく手で搔き集めようとする。
もう見つからないなんてことは脳が分かっていても感情が理解していない。決着しないときめきが苦しい。
多分これはまだまだ続く。
また書きます。

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