今日はファンタジーと現実の間の橋の上に居る(八咫烏編)
激務の飲食業の真っ最中です。
GO TOイートの勢いが止みません。
うちの店はGO TOお食事券が使用できないので
まだ予約サイトからの対応のみですが、
それでもバッタバタです。
そんな中、今日はやっとこさの休日シフトだったのですが
月に一度の店舗清掃チェックの準備のため
朝に少し店に行って作業。えらいぞ私。
作業後、せっかくなので
勤務日は回れない勤務地周り観光を。
京都市伏見区なので、酒どころの観光スポットが多いのですが
居酒屋勤務のくせに普段ほとんど飲まない私は
酒造巡りよりも神社詣で。
今回は御香宮(ごこうのみや)神社へ。
(写真はWikipediaからお借りしました。現地で撮りたかったけど、どっかり座り込んでるおじさんが写り込みそうなのでやめた。)
本殿の飾りがカラフルで綺麗なのよ!
水の神様で、さすが酒どころです。
飲食業の私も水の神様にはよーくお参りを。
で、ご朱印はこちら。
シンプル アンド オーソドックス。
地名を書いてくれてるのは分かりやすくてありがたい。
で、続きまして
先月行った「京都の八咫烏(やたがらす)神社三社巡り」のラスト、
新熊野(いまくまの)神社へ。
街の中に突然ありました。
ただ、周りの町名が「新熊野」とか「今熊野」なので
ここら辺にあるよな、と分かりやすい。
その新熊野神社は、本殿を中心に
横に熊野ゆかりの社が並ぶ配置。
コンパクトながら、熊野感が再現されてます。
そして、熊野といえばの八咫烏さんは
本殿の屋根の上にいらっしゃいました。
足が三本あるのが八咫烏のしるし。
八咫烏は、神武天皇を天皇位に就かせるべく道案内をした熊野の神の化身とされていて、
勝利を導く使いと言われてるところから
「ボールをゴールに導く」サッカーの神様になってたりしますね。
私はイベント広報をしてたりしたので、
「情報の道案内」の広報の始祖として
八咫烏さんがとても好きです。
で、新熊野神社のご朱印はこちら。
「新熊野神社」の文字がすべてカラス!
熊野に伝わる「烏(からす)文字」だそうです。
これで京都の熊野三社のご朱印が揃いました!
(他の二社はこちら↓)
次は熊野大社本宮に行きたいなー!
八咫烏系神社の魅力は
やはり八咫烏というファンタジーなキャラクターの存在です。
ファンタジーだが、かつ「王たる者の案内役」という
権力くさい役目も背負う現実感。
神々の世界というファンタジーと
地上の権力の動向という現実を繋いでいる、
八咫烏という妙なキャラクター。
人間の日々の生活というのは
夢や希望や理想というファンタジーっぽいものと
勝ち負けや力関係や政治経済という現実を
せわしなく行き来しているように見えて、
実は八咫烏的なものの上で
ふわりと重なっているのかもしれない。
社で見る八咫烏は動かぬ像だけど、
ほんのちょっと、時空をずらせば
本当はパタパタと羽を伸ばしているのかもしれない。
ファンタジーと現実は両立するか?という問いに
「両立するはずだ!」と、そう言いたくて
確かめたいがために、
私は八咫烏を見に行くのだろうな、と思います。
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