『神の雫/Drops of God』8話目(最終話)の感想
こんにちは!氷魚です!
『神の雫/Drops of God』がHuluで絶賛配信中(∩´∀`)∩
『神の雫/Drops of God』とは?
Huluオリジナルの海外ドラマで、
日仏米共同のプロジェクト!
原作は日本の有名なワイン漫画『神の雫』です!
原作をベースにしつつ、キャラクターや設定が変更された、
Huluオリジナルの脚本となっています。
日本とフランス以外では、すでに配信されており、
各国の評価も高い、今回のドラマです!!
では、さっそく感想いきまーす(*^^*)
ネタバレありますので、注意してくださいね!
8話目『オール・オア・ナッシング』
ついに最終話です~!!
フィリップさん宅での、3ラウンド目のテスト。
ワインのブレンド対決!
の前に!!
カミーユの部屋に、トマがやってきます!
そして二人は・・・!!
いや、隣に一青さんいるから!
もっと気にしてくれ、と思いました(^^;)
一方で、日本にいる片瀬百合香さんですが、
ついに、お父様が働いている工事現場までたどり着きます!
事情を知っている百合香さんだから、
お父様も安心して話せたでしょう^^
「愛情を注がれて育った子供は、
自分に自信が持てるようになり、
どんな困難も乗り越えられる、
芯の強い大人になる」
だからお父様は、一青さんに対して、
できる限りのことはしてきたと言います。
実の子供でないと分かっていながら、
愛情を持って育てるという選択をしたお父様。
並大抵のことではありません。
お父様は本当に、愛情深い人ですよね(*´ω`*)
百合香さんは、お父様に「自信を持って下さい」と伝えます。
「(一青さんは)お父様の事が大好きですよ」と。
テスト最終日。
カミーユはトマと仲良くなり、一青さんとも打ち解けてきました。
しかし、ワインのブレンドがうまくいかず、時間も迫り、焦ります。
いったん外にでてワイン畑へ向かったカミーユ。
そこで何か感じ取れたようですね。
そして、6時には、
ブレンドしたワインを弁護士のタリオンさんに渡して、テスト終了。
フィリップさんが点数をつけます。
「二人とも才能がある」
そう言ったフィリップさん。
点数をつけるのは、やはり心苦しいでしょうね。
フィリップさんは、カミーユたちをディナーに招待します。
一青さんは、招待のお礼に料理をすると言い、
しかも近くの川まで魚とりにいくことに!
釣り道具が無いっていうのに、「問題ない」と言い切った一青さん。
近くの川に行く一青さん、カミーユとトマ。
二人が「あれで魚がとれるの?」と見守る中、
素手で魚を捕まえる一青さん(*^^*)
すごい~!
きっとお父様と一緒に川遊びとかして、
そこで習得したんじゃないかな!?
という妄想が膨らみますね^^
カミーユは、一青さんのことを、最初は嫌な奴だと思っていました。
テストを重ねるにつれ、言葉を交わすにつれ、
一青さんへの評価を見直します。
そして、ここでトマが奥さんと別れた事を知ります!
カミーユの恋が実りましたね!
よかったね、カミーユ!!
フィリップさん宅にもどった三人。
料理する一青さんは手際が良いです!
何でもできる男ですよねー。
お魚美味しそうだったな(*^^*)
フィリップさんとタリオンさん。
遺産相続の悲劇について語ります。
とくに今回の相続は、一方が莫大な財産を手にして、
一方は何ひとつ手に入れられません。
二人を試すというアレクサンドルのアイデアは
常人には考えられないですよね。
遺産相続なんて悲惨な結果しか生みませんが、
タリオンさんは奇跡が起こることを祈っています。
その夜のディナーは、みんなで大声でしゃべりながら
かたをよせあって、楽しく食事をしました(*´ω`*)
その様子を眺めている一青さん。
それは、一青さんにとって、理想の食事風景でした。
一青さんの家では、食事の時も、
両親は目も合わさず、おしゃべりもしない。
ずっと憧れていた光景が目の前にあり、
その中にいる自分が嬉しかったんだと思います(*´▽`*)
ここでフィリップさんが、
仄香さんと博和さんが来た時の写真があるといい、
昔の写真を持ってきてくれました。
仄香さんと博和さん、アレクサンドルとカミーユママ。
4人が映ってる写真がありました。
カミーユはその写真を見て、博和さんと一青さんがそっくりと言います。
ですが、一青さんは「実の父親じゃない」と告げます。
そして、自分がアレクサンドルの息子だということを話します。
日本語で話したので、カミーユ以外には聞こえなかったでしょう。
驚くカミーユに「後で話そう」と告げる一青さん。
ディナーが終わって、二人で話します。
一青さんが事実を知ったのは2-3日前。
一青さんは、アレクサンドルの弟子として学んできたが、
他の弟子と自分に対しては、何かが違った。
ずっと自分が特別だからだと思ってたけど、
ただ息子だったからだ、といいます。
衝撃の事実を知らされたカミーユですが、
兄妹だと分かり、一青さんに対しての認識が変わったと思います。
親しみも感じているようでした(*^^*)
そして日本、東京に戻ってきた二人。
ついに、結果発表です!
一勝一敗なので、
3ラウンドのテストを通して、点数の高かった方が、
遺産を受け継ぐことになります!
1ラウンドずつ点数が発表されていきますが、
途中でカミーユが一青さんの手を握る場面があり、
かたずをのんで見守る姿が印象的でした(*'ω'*)
1ラウンド目では、一青さんが高かった。
まあ、当然ですね。知識問題なので。
2ラウンド目では、カミーユの方が高かったです!
ルカさん、あんなにけなしてたのにw
でも二人とも点数低めで、やっぱりマリアージュは難しいんだなと思いました。
この時点で、一青さんが10点リード。
3ラウンド目。
フィリップさんの点数。
カミーユの方が高かったです!!
そしてなんと、二人の点数は同点でした!!
喜ぶカミーユは、一青さんに抱きつきます!
一青さんも、同点で嬉しそうです。
同点ということは、二人で分け合えるということですからね!
タリオンさんも、この結果に驚き、嬉しそうです。
そして、アレクサンドルからのメッセージを流します。
(同点だった時のためのメッセージが用意されてたのですね)
アレクサンドルは、二人に才能があることを喜びますが、
コレクションを分け合うことはできないと言います。
自分が築いた帝国の守護者は一人だけ、とか。
メッセージを見ているミーユの顔が険しくなってきます(-_-)
そして最後のテストが出題されます。
「神の雫とはなにか」を当てるテストです。
アレクサンドルのメッセージに、カミーユは激しく怒ります!
今までテストを受けてきた二人に対する、侮辱ですよね。
「辞退する。付き合ってられない!」
そう言って、その場から出て行きます。
一青さんも、無言で出て行こうとしますが、
タリオンさんからお知らせが・・・。
なんと、二人が辞退すると、遺産がルカさんに渡ることに(;´・ω・)
一青さんからその事実を知らされたカミーユは
「それだけは絶対にダメ。ルカには何も渡さない」といい、
仕方なく神の雫探しに向かいます。
カミーユの住んでいる、アレクサンドルの自宅。
地下のセラー。
ここを自由に探していいというメッセージだったので、
二人は膨大なワインコレクションのあるセラーに入ります。
一青さん、このセラーに来たことは無いそうです。
セラーの中で、二人はワインを飲むことにしました。
「神の雫」を探すにも、何も手掛かりないですからね^^;
兄妹で酔っぱらってる姿は、可愛かった(*´▽`*)
カミーユ、そこでアレクサンドルとの記憶を思い出します。
二人でブドウ畑にいる思い出です。
翌日、二人はテストの場所へ。
「神の雫とはなにか?」を当てるテストですが、
一青さんが書いたワインは不正解でした。
そして、カミーユが書いた答えは「雨」
これが正解でした!!
これでカミーユが勝者となり、遺産はカミーユに相続されます。
二人きりになったカミーユは、一青さんに言います。
「父のイカサマよ」
カミーユが有利になるテストなのは、明らか。
一青さんは、たぶん理解したんじゃないでしょうか。
アレクサンドルは、カミーユに相続して欲しかったんだと。
しかし、カミーユとしては、
こんな不公平なテストで自分が相続するなんて、ズルをしたのと同じです。
兄妹がいると分かっているのに、自分だけが相続することも不公平です。
一青さんには、
「裁判所に訴えてくれたら、遺産を二等分にできる」と提案します。
しかし一青さんは、その提案を受け入れませんでした。
一青さんは、お母様へ電話します。
会議中のお母様、一青さんからの電話に出ます。
一青さんは、お母様に言います。
アレクサンドルの実子だと公表すれば、遺産は半分手に入る。
でも公表はしない。それは、母や祖父の体面のためじゃない。
自分がアレクサンドルの息子だと思ったことは、一度も無いからだ。
僕の父は一人だけ。
そして、一方的に電話は切れました。
お母様はまた会議に戻りますが、
やがて泣きそうな顔になって、席を立ちます。
一青さんの言葉が、胸に刺さったのでしょう。
遠峰家の体面だとか、お父様への想いとか、
アレクサンドルとの過去の恋とか、
いろんな感情があるでしょう。
お父様が失踪してから、
お母様のお父様へ対する想いも、変わってきたと思いたいですね(´・ω・`)
対決を終えた一青さんは、その後でお父様に会いに行きます。
工事現場で、ついに対面です!
しっかりと抱き合う二人は、たしかに親子でした(´;ω;`)ウゥゥ
二人の、あの表情。
胸にぐっときましたね!!!
生きていてよかった、
無事でいてくれてよかった、
自分の父親は、この人だけだ。
そんな想いがあふれんばかりの、表情でした(*´ω`*)
さて。ここで遺産対決について、整理したいところです。
なぜアレクサンドルは、カミーユに有利なテストを出したのか?
テストの結果が同点だった場合、二人とも才能があるのは確実です。
そもそも、なぜ遺産対決などを考えたのか。
血の繋がりは強いといいながら、カミーユを娘として扱う一方、
一青さんに対しては息子として扱っていない(ようにみえる)のはなぜか。
ここで、アレクサンドルの想いを想像してみます。
・ワインは、アレクサンドルの全てだった。命ともいえる。
・遺産は、ワインに精通している方に相続して欲しい。
・だが、娘であるカミーユに相続して欲しかった。
・カミーユに、自分が全てを賭けたワインの世界に入ってほしかった。
(子供の頃は英才教育してたわけだし)
・一青さんとカミーユを会わせたかった。(兄妹だから)
・一青さんと血の繋がりはあるが、一青さんには父親(博和さん)がいる。
・一青さんのことは、恋人だった「仄香さんの息子」として見ていた。
・だからアレクサンドルにとっての子供はカミーユだけ。
~~11/7追記~~
後で思いついたんですが、
カミーユのセカンドネーム(日本名)は「雫」でしたよね!?
アレクサンドルからのラスト問題が『神の雫』
まさに神からの贈り物。
アレクサンドルにとってカミーユは、
『神の雫』とも言える存在だったのではないか?
そうなると・・・。
何よりも大切なカミーユに、遺産を受けとって欲しかった。
ってことになるでしょうね(;´∀`)
~~~~~~~~~
こんなところでしょうか?
実際のところは分かりませんが、いろいろ想像してしまいますね^^
二人の点数が同点だった場合。
最後のテストで一青さんが勝って遺産相続すると、
カミーユはワインの世界から離れていく結果になると予想したのでしょう。
一青さんは、何があってもワインの世界で生きていくでしょうが、
カミーユはそうじゃないですもんね^^;
遺産を相続すれば、どんな形であれワインに関わっていくわけですから。
そして、このドラマで描かれる重要な絆として、
親子の関係があります。
特に、子供にとっての「父親」です。
(母親もありますが、やはり父との関係が重要度高いですよね)
カミーユとアレクサンドルは、実の親子でありながら、
カミーユの人生から父親はいなくなってしまいました。
一青さんとお父様は、血の繋がりはないけど、
一青さんが、一度たりとも血の繋がりを疑うことのないくらい、
愛情深い父親として、一青さんを見守り、支えてきました。
しかも、周りには「父親にそっくり」とよく言われるほどです!
離れていても、血の繋がりが親子を結びつけてくれる。
血の繋がりなどなくても、親子として生きていける。
二つの、対比を描いた話でしたね(●´ω`●)
エピローグ。
遺産対決が終わり、カミーユはトマと一緒にいます。
結婚したのかな!?
フランスのオークション会場では、
カミーユが相続したカミーユ・レジェのワインが次々に出品されます。
莫大なコレクションを持っていても、
カミーユには宝の持ち腐れに感じたのかもしれません。
欲しい人、必要な人に譲るという考えなのかも。
オークション会場にはルカさんもいましたが、
カミーユは近づきもしません。
ルカさんとは、あそこで決別しましたからね。
レジェ・ガイドも、カミーユが引き継ぐことになったのだと思います。
新しい編集長には、ロレンツォとみやびを選びました!
この二人も、ずっとカミーユを応援してくれてましたよね!
良かったです~!!
そして一青さん!
百合香さんと同棲している様子。
二人がマンションに戻ると、引っ越しトラックみたいなのが3台ほどあり、
一青さん宛ての荷物だといいます。
中身は、ワインですよね?!
トラックの中身は全部ワイン!!
たくさん積まれてますよ!!
そして、手紙もありました。
中を開くと「兄妹」と書いてあります(*´ω`*)
カミーユからの贈り物ですね!!
相続したワインコレクションを、一青さんに贈ったのでしょう。
カミーユはきっと、
フランスから東京に戻り、テストの結果を聞く前から、
もし自分が相続したら、兄妹である一青さんにコレクションを分けるべき。
そう考えていたんだと思います。
おそらく一青さんも同じじゃないかな?
この先もずっと、兄妹として仲良く付き合ってほしいですね~!!
最後までハラハラしましたが、
ハッピーエンドで終わって良かったです(*´▽`*)
ドラマ『神の雫』は、あっという間に終わってしまいましたー!
もうちょっと観たかったですね!
ワインを通して、
家族愛、親子の愛について考えさせられるドラマでした。
またじっくり見直したいです(*^^*)
8話にわたり、感想を書いてきましたが、
最後までお読みいただき、ありがとうございました(*´ω`)
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