Klagen Fisherman

2019年12月、熊本城ホールで「Ryuichi Sakamoto Presents:…

Klagen Fisherman

2019年12月、熊本城ホールで「Ryuichi Sakamoto Presents: Reconnect - 熊本と東北をつなぐ -」に触れJ-WAVE Radio Sakamotoデモテープオーディションに投稿。「最後が最初」。2023年5月、考えを少しずつ纏めようと決意。

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音と世界をめぐるノート

⚫︎音とは、物と物の触れあうところから、その際(きわ)の振れが、波として、媒質をつたい、耳にとどき、鼓膜を震わせ、神経をわたり、音の野に、音像を結んだ何かなのだろうか。 ⚫︎音をたよりに、生きている人にとって、音は、複数のものの出会いに等しく、存在の証跡であるのだろうか。 ⚫︎おとなふ、おとづれに、ふくまれる、おとのね。 ⚫︎おとからは、はか(測、図、量、察、計、規、捗)ることによっては捉ええない、気配を感じ取ることができる。 ⚫︎光溢れる世界にあっては、視覚が優勢に

    • 坂本龍一 Thatness and Thereness   またはmono/oto/koto/toki       【未完、随時加筆修正】

      はじめに 「人類学者になりたかった」と語ったこともあった坂本龍一は、人類学者のように旅し、文字通り、世界中に足跡を残した。  「人に聞こえていないようなものすごく高い音も聞こえている」(https://www.j-wave.co.jp/holiday/20230505/大貫妙子談)という坂本龍一の耳には、私たちには聞こえていないような微細な音も、鋭く響いていたのかもしれないし、そもそも聴き方、音の受信・解像の仕方が、常識的な、聞き方と異なっていたのかもしれない。 「雨」の音

    音と世界をめぐるノート

    • 坂本龍一 Thatness and Thereness   またはmono/oto/koto/toki       【未完、随時加筆修正】