価値観のアップデート
私たちは誰かの価値観から生まれた自分の価値観だと思っているもので生きている。
それは代々受け継がれてきたものである。
先人たちが苦しみの中、生きる活力を見出すために磨いてきた技である
ただその価値観はその時代で活きる技ではないだろうか?と最近思う。
例えば、地理を記憶すること。
運転をしていて目的地を目指す時、先人たちは道を覚えた。なぜならカーナビは無かったからだ。覚えないことには目的地に到達できないからである。また帰ってくることもできない。
死活問題である。
ところがカーナビという地図を記憶した機械を使えば誰でもどこにでも行けるのである。
スマホさえ持っていればどこへでも行って帰って来れる時代へと変わった。
現在を生きる私たちは道を覚える必要がなくなったのである。
道は覚えなくてはいけないという価値観は太古の技へと下っていったのである。
むしろ上手にカーナビを使えた方がいい。
そういうことは時代と共に変化している。
古価値観となっているものにしがみつき過ぎると、新価値観への切符を逃してしまうのである。
古い価値観が悪いと言っているわけではないが、日々時代は変化していて新たな価値観が生まれているのである。
便利さが人の能力を低下させていると捉えるのは、新たな価値観が生まれ続ける世界では時代遅れなのかもしれない。
なぜなら人の能力を機械がカバーし、今までそれに費やしていた時間を有効に使えるからである。はたまた、今まで知らなかった価値観を知り、機械と共に暮らすことで、より自分の生活を豊かなものへと変えることができるかもしれないのである。
私たちは脈々と変化する時代の中で、より大きな変化の時代に生きているのかもしれない。
だとしたら、古い価値観に捉われず、新たな価値観にも目を向ける必要もあるだろう。
今まで1人では出来なかったことが、機械のおかげでできるようになったりするだろう。
気をつけたいのは、バランスである。
とは言っても、私たちは人間であり人の中で生きていく存在である。
機械にばかり傾き過ぎると、人としてのバランスを崩すことになるかもしれない。
どうなるかわからない激動の時代に、古い価値観だけに捉われることなく、新たな価値観にも目を向けながら、生きていきたいと考えている。
気づけば電車の中は私を含め、ほぼ全員がスマホで何かを見ている時代となった。
若い人からお年寄りまでスマホを見ている。
もう生活の一部に機械がなっている。
自身をアップデートする時が、とっくに来ているのだろう。
ここまで読んでくださりありがとうございます🙏
今回は古い価値観と新しい価値観について考えてみました。
また次回の記事でおあいしましょう!
でわまた🖐️