変えられないことに区切りをつけて、自ら舵を取る

何でこうなるの？
何でコイツは何度言っても分からないんだ？
何でいつまで経っても楽にならないのか？

何で？と思うことは生きているとたくさんあります。もう少しこうしてくれないかな？と相手に思うこともたくさんあるでしょう。

ただ、漠然と考えると不満ばかりが溜まり、苛立ち、怒りや憎しみへのループに入ります。
それはきっといつ変わるか分からない不確かな事への自分の不安からくるのではないでしょうか？

以下は、自分が実際に考えた思考の流れの一部です。

私はこんなに頑張っているのに相手は気づいてくれない！
ちっとも変わろうとしてくれない！
本当に私のことを好きなのだろうか？
好きなら頑張ってくれてもいいじゃないか？
私のことを好きじゃないから頑張ってくれないんだ！
私ばっかり我慢して馬鹿馬鹿しい！
もう頑張るのはやめよう！
この人と一緒にいて大丈夫かな？
というか、好きじゃないかも。
何回言ったって変わらないし、嘘ばかりつくし。
こんな辛い思いをするくらいなら終わりにしよう！
他にもっと自分に合う人がいるはずだ！
そうだ！そうしよう！
あぁ、これで私は楽になる！
よかった！

という流れでした。今、冷静になってもう一度自分の思考に触れてみると、怒りが湧いてきそうになります。
ただ、ここからさらに思考を深めていきます。

果たして本当にそれで楽になるのだろうか？
それはいっときの安らぎに過ぎないのではないだろうか？
もっと他にいい考えがないだろうか？
相手に変わってほしいと思い過ぎていないだろうか？
相手が自分の思い通りに変わって果たして自分は嬉しいのだろうか？
それは、自分の思考の押し付けに過ぎないのではないだろうか？
その変化は相手は望んでいることなのだろうか？
私たちにとってそれは幸せに繋がることなのだろうか？

尽きない疑問も生まれてきました。
そして、戦略の階層の上位に位置する疑問も生まれてきました。

私たちにとってそれは幸せに繋がることなのだろうか？です。

何か相手に変化を求めるときに、それはあくまでも自分にとってという強い思いから来ることがあります。乱暴に言えば、自分勝手な考えです。

相手を変えたい、物事を変えたい、自分を変えたい。変えたいことはあるけれど、この中で自分を変えるのが1番簡単です。自分の趣味嗜好は変えることができます。ただの思い込みですから。

だとするならば、変わるか変わらないか他人任せな事に頭を使ったり、時間を使うのはもったいない。なので、変えられないことだと判断し、考えるのをやめます。もう一切考えないで、手放します。

これが、変えられないことに区切りをつけることです。

要は私の問題ではなく、相手の問題だからです。勿論、手放しますが、放置はしません。気づきを与える努力はするでしょう。ただ力尽くで変えようとすることは手放します。
それだけでも大分気持ちが楽になります。
相手の問題を背負う必要はないのです。

ここからは自分が変わることへの道筋です。

自分の趣味嗜好は行動を変える事で変化します。

1番簡単なことは今までやったことのないことに手を出してみることです。
なぜなら、新たな価値観が必ず見つかるからです。そのことによって楽しかったり新たな仲間が見つかったりします。自分の心が満たされ、充実感を感じるようになると、自分の心に余裕が生まれて、今まで悩んでたことが遠ざかっていきます。
また、新しい世界からの刺激で新たな事を考え始めるからです。

そこには楽しみや希望が現れます。今まで絶望していた時には感じる事を忘れていた感覚を取り戻し始めます。そして、生きる活力へと変わっていきます。閉ざされた世界だけでは人は変わることが難しいと私は思っています。少し勇気をもって、やったことがないこと、やってみたいことに目を向けてみてください。きっと、新たな視点が加わると思います。

ここまで書いていて自分の思考の整理が少しずつできてきました。要は、不安より不満の方が強かったのかもしれません。満足ができないのであれば、違う方法で自分を満たしていく方法を探っていくのがいいのかもしれません。今悩んでいる道は一旦ストップして、新たな道を作るのです。そうすることで、また一歩進み始めます。
不満という通行止めから解放されると思います。
新たな道がまわり道かもしれませんが、先に繋がっています。

そうか、そういえば、こんなことしたいとと思ってたな？と思った瞬間から変わり始めます。その気持ちを大切に新たな道へ飛び込んで見てください。

あなたの人生はあなたの舵取り次第で変わります。いつまでも他人の舵取りに任せていたら、不満という通行止めから抜け出せません。自分で考えて自ら行動を起こしてみることが必要なのだと思います。

今日は変えられないことに区切りをつけて自ら舵を取ることについて思考してみました。
まだまだ足りない部分はあると思いますが、また閃いたら加筆したいと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございます🙏

誰かの背中を押すことができていたら幸いです。

でわまた✋