心気症との向き合い方~今を生きるしかないのだ
手に取ってくださった方、本当にありがとうございます!
心気症の対処に特化した本を書きました。
心気症のお守り代わりにしていただけると幸いです。
不安感を消すには、結局のところ
「今を生きる」
しかないって話。
先日、大切な人が病気かも・・・という話を書きました。
そこで気づいたもう1つの大切なこと。
引き寄せの法則などに興味がある方にはなじみ深い
「今を生きる」
ということ。
そもそもすべての願望なんて「健康」の上に成り立っているのです。その「健康」が脅かされるとすれば、人は恐怖を感じるものです。
私はいろいろ楽しみなことがあり、小さな願望をいくつも持っている状態でした。なので、その願望のことを思い出すたびに「でも大切な人が大きな病気かもしれないのに、そんなこと考えても意味ないな」と思ってしまっていました。
でも、ふと気づきました。それって本当に正しいの?
大きな問題の前では、小さな願望は無意味なのでしょうか。
そんなことはないはずです。
私は不安のさなか、大切な人と旅行に行ってきました。
旅行は非常に楽しかったのですが、最初のほうは
「この旅行が最後かも・・・」
みたいなことばかりが頭によぎっていました。
ただ、そんなことを考えていても、彼が病気かどうかわかるわけでもないし、ただただ旅行の時間は過ぎていきます。
旅行を楽しむうえで、不安感がないともっと楽しめるのは確かですが、
不安だからと言って楽しんではいけないわけではないのです。
不安は簡単には消えませんが、それでも
「旅行を楽しむ」
ということを意識しました。
あとは前回の記事に書いた通りの「自分の人生を受け入れる」を意識したところ、最終日ではだいぶ不安は薄れていました。
自分の思考が、どのように未来に影響を及ぼすかは、私にはわかりません。
(影響はあるとは思いますが)
同じ時を過ごすのであれば、不安にフォーカスするより、楽しいにフォーカスするほうがいいのです。
難しいとは思うのですが、
「今を生きる上で、この思考は必要か」
と問いかけて、意識するように心がけてみてください。