二度となくなる
コロナニュースの中、目立つニュースのうちのひとつ。
手越くんのNEWS脱退。退所。
グループから一人抜ける、あるいはグループそのものが解散してしまうのは、
ファンでなくとも悲しいことです。
厳密にいうと、悲しいばかりではないのだけれど。
私は、見たことも聞いたこともない人たちにですら、「脱退」とか「解散」という文字を見ると悲しくなります。
泣きたくなります。
ああ、もうこれまでのメンバーがそろって、ステージに立つことはないんだな。
ひとつ歴史に幕が下りる瞬間です。
しかも、今回のようないきなりの脱退だと、観る側としては心構えができません。
もう見れないんだな、というよりかは、あれが最後だったんだな。と
過去を振り返るしかなくなる。
同じような経験がありました。
私が毎年ライブに通っているバンド。
そんなことは絶対にないと油断していたくらいの雰囲気でしたが
4人で活動していたうちの1人が、急に姿を消しました。
第3者を通して、脱退するとの通達。
残された3人ですら、状況がつかめないままだったそうです。
上に書いたように、「あれが最後だったんだな」と本当に思いました。
しかし、残った3人はバンドを守り続けています。
むしろ、どんどん成長・変化していき、ファンをいい意味で裏切ってくれます。
今の音楽をやっていることが、心から楽しそうに思えます。
よかったなとおもいます。
欲を言えば、抜けた方もどこかで幸せであってほしい。
ほんとに、それだけなんです。
ファンは、自分の幸せもだけど、
本人たちの幸せを心から願っています。
もう見られないこと、歴史が変わること、とても寂しいです。
だからこそ、早く進んでほしい。
いなくなったことが当たり前の状態に。
本人たちが幸せな気持ちでステージに立てるように。
ラストステージを見せられないなら、
グループにいたメンバーみんなが今幸せだよ、という所を、早く見せてほしいのです。