医者の言うことを聞かない母の病気は結構重症だったと言う話
先日、横浜散歩した時からちょっと様子がおかしかった母。
少し歩いただけでも息切れがして、休み休みしか歩けない。
その症状が、だんだんひどくなってきたらしく、病院に行ったらしい。
電話をしたら
「なんか大変なことになってた」
と。
なになに?
「肺が真っ白なんだって!」
え??
肺が?
真っ白?
「心不全だって」
し、心不全??
なんか私のイメージ、この病気、結構怖いんだけど。
心臓がうまく動いてないってことでしょ??
「それで、肺に水が溜まってるって」
それは大変なことじゃないか!!!
入院しなくていいの???
「いやさ、先生は入院しろと言ってたけど、ジージを一人にして入院できないでしょ?」
いや、無理して先立たれる方が、ジージは困ると思うのだが・・・
「で、薬出すから、家事とかしないで、安静にしてろと言われたから。」
いや、入院して欲しかったけど。
ジージは家事できないじゃん??
夕飯とか、どうすんの。
作りにいこか?
「いや、もういつ入院していいように、買い物もしてきたし、作り置きしとくから大丈夫よ」
いやいやいやいや・・・・
ガッツリ家事しとるやん!
買い物に行ったってなんじゃ??
「大丈夫、行きも帰りもバスに乗ったし」
「これから買い物はジージに行かせるわ」
だからーー!!
病院に閉じ込めておいて欲しかったわ。
とりあえず週末様子を見て、月曜にもう一度来いと言われたらしい。
私は行けなかったので、妹が付き添ってくれた。
妹からラインがきて、
「入院はしなくていいって。でも軽症だからと言うことでなくて、症状は重度だって。一過性ではなくて一生治らないから、そのつもりで気をつけて生活しなさいと言われた」
重度??
とりあえず入院させてくれんかの。
「まず最初に「前回具合悪いから入院して治療しましょ、と言ったのに、帰っちゃったでしょ」と言われた。そこから終始見下されてる感じだった」
この頑固婆さん、どうせ言うこと聞かんやろ、とレッテル貼られたんだな。
「僧帽弁閉鎖不全症」
と言う症状らしい。
色々調べたら、結構怖い病気。
もしかしたら、母もすごく怖くなって。
それでカラ元気出してるのかも。
その後電話かかってきて
「入院しなくていいってさ、よかったわ。」
とか
やけに明るい声。
でもなんかわざとらしい。
「栄養指導に来いとか言われたけどさ、言われなくてもわかってるようなことなのに。」
とか強がってる。
「お薬もらったし、大丈夫よ。整形外科にも通ってもいいと言われた」
とか?
いや、先生も整形外科に、バス乗って歩いて行くとは思ってないんじゃ??
とりあえず、来週以降は私は仕事をちょっと休んで(これが自営業のありがたいとこで)、毎日家事やりに行くから。
くれぐれも!動き回らないように!
と釘を刺しといた。
ジージもやれないことはないんだけど、やることなすこと、ばぁばがケチつけるから、ジージが家事をやると、大体大げんかになるんだよね、、
厄介だ。
付き添いに行ってくれた妹は、遠方に住んでいるので、ここからはしばらく私の出番だと思う。
いつも私に怒られると妹にこぼしてたらしいが。
怒られるようなことをするからだ。
みんな心配して言ってくれてるのに。
素直に聞かない。
せめて、医者の言うことは素直に聞けっつう話だ。
いや、たぶん。
ちょっとやっぱり怖いって言うのもあるんだろうな、とも思うので。
そう言うのも素直に言えない人なので。
まあ心配かけたくないって言う気持ちもあるのかな?
なるべく優しく接することができるように・・・・
努力しながら、しばらく実家に通おうと思います。
元気なようで、やっぱり老いは少しずつ忍び寄ってくるよね。
仕方ないことだけど。
目を背けないで(←母、今ココだと思う)、受け入れて、適切な対応をしなきゃ。
後でこうすればよかったと悔いることのないようにね。
読んでいただきありがとうございました。