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「坂の上の雲」で思い出す私の好きだった本たち

NHKでドラマ「坂の上の雲」を再放送している。

前の放送は何年にもわかれていたので、今回一気に放送してくれるのは大変ありがたい!

前に一回見たけど、私、映画でもドラマでも、すぐに忘れて何回でも感動できるから、また続けてみていこう!

「坂の上の雲」は原作も、夢中で読んだ記憶がある。
舞台が、私の出身である愛媛だったこともあり。
(でも内容、すぐに忘れちゃうんだよね、私。。笑)

私自身はそれほど本の虫というほどの読書家でもない。
特に最近、本当に本を読んでない。
老眼もあるしね、、、

でも、子供の頃は、母が本の虫で、大体、母の検閲が入って「これは絶対面白い」とお墨付きのものを勧められて読んでた。

そういう意味では、歴女でもあった母が司馬遼太郎ファンだったので、司馬遼太郎さんの作品はほとんど読んだ。

私は、過去を振り返るのが苦手なのと、本当に記憶力が悪いので、高校時代も、文系なのに、その場で解ける数学の方が得意で、日本史も、世界史も、とっても苦手だったのだけど。

司馬遼太郎さんの小説と、大河ドラマに支えられて、なんとか受験をクリアしたわ。

教科書読んでも全然覚えられないけど、小説のシーンとか、さらに大河ドラマになってくれると、結構おぼえるのよね〜!

私の中では、豊臣秀吉は、今でも緒形拳さんだしね、笑。
(彼は2回秀吉やったと思うけど、私の秀吉は、「黄金の日々」の秀吉です)

数ある司馬遼の小説の中でも、「坂の上の雲」は特に印象的だった!!

NHKのドラマもうまく再現できている!
阿部寛も、もっくんも、香川照之さんも。
(阿部寛の若い頃の役は、染谷君だったのね!再放送で発見!)
イメージとあまり違和感がない。

中学生くらいまでの子供の頃に読んでいたのは、これも母の勧めで、もっぱら世界文学。

母曰く
「日本文学は、なんか暗くて話がちっちゃいのよ」

確かに芥川龍之介とか、太宰治とか、
その暗くて闇が深く複雑な感情の表現などが、むしろファンを虜にするんだろうけど。

母の気質には合わなかったらしい。

私も、それほどの本の虫ではなかったので、映像とかがセットでないと、読み進められないタイプだった。

世界文学の中で、一番印象的だったのが、マーガレットミッチェルの

「風と共に去りぬ」

こちらもハリウッド映画が先だった。
当時のハリウッド映画って、本当に傑作が多い!
音楽もいい!
めっちゃ、お金かけてる!

ヴィヴィアン・リーさんの演技に圧倒され。
炎上のシーンに圧倒され。
そしてあのテーマ音楽!!

素晴らしかったな〜!
なんと1939年の作品!
日本はこんな素晴らしい映画を作っている豊かな国に戦争を挑んでいたんか!!驚きますね。

小説も夢中で読んだ。
当時よく知らなかった、アメリカの南北戦争の話も、この作品で学んだ。

映画の影響でその後読んだのが、

  • エデンの東

  • 戦争と平和

  • アンナカレーニナ

など。ロシア文学も結構読んだ。

あと、母の勧めで結構読んだのが、推理小説。

シャーロックホームズシリーズは、小学生の時に、子供用に編集されたものを読んだけれど、どれも虜にさせられた。

「まだらの紐」とか今も覚えてるなぁ。挿絵まで思い出す。

昨日のことも覚えてないのに、この頃の私の鬼のような記憶力、笑える。

今、娘が「名探偵コナン」の大ファンだけど、結構、コナン・ドイルがモチーフになっていて、そこを興味深く見ている。まだらの紐をモチーフにしたものも、確かあったはず?

それから、ちょっと大きくなって読み始めたのが、アガサクリスティシリーズ。

アクロイド殺人事件

とか!

出会ったことのない、推理小説だった!

松本清張も結構読んだ。

清張も、大概暗いものが多いけれど、すごく良くできた推理小説ということと、歴史観が結構散りばめられていたり、社会派だったりというところが、母のお眼鏡にかなったらしい。笑。

あと本当に大好きで夢中になって読んだのが、なんと言っても!

「大草原の小さな家」シリーズ!

私が読んでいたのは、原作と挿絵が同じの、福音館書店のシリーズ。

あの挿絵がいいのよね〜。

アメリカの草原なんて、もちろん行ったことも見たこともないから、あの挿絵で、開拓自体のアメリカの世界、とっても想像力を掻き立てられた。

これこれ!!↑まだ売ってる。買おうかしら。笑。

こちらもNHKでドラマがあったけど、ドラマが先だったか、本を読んだのが先だったのか、今では記憶が曖昧。

ドラマも素晴らしかった。
主役の子役さんもみんなすごく感じが出ていて。
鬼の記憶力、すごく覚えてる!

それから、赤毛のアンシリーズ。
こちらは最近Netflixのドラマを懐かしく拝見した。
いろんなアレンジはあったけど、世界観は私の持っているものとそう違わなくて、普通に楽しめた。

何より俳優さんたちと、プリンスエドワード島の景色が素晴らしい!

私の読書、こんなふうに、映像とセットじゃないと、集中できないんだけど、笑。

考えてみたら、私の子供たちは、全然本、読んでないなぁ。

昔は、YouTubeもTikTokもテレビゲームもなかったからね。

私も今はトンと本を読まなくなっちゃって、最近入院中とかに読んだのが池井戸潤、くらいかな、笑。
こちらもドラマとセットだね。

久しぶりに、昔読んだ本を読み返してみようかな。

大人になってから読んだら、またなんか捉え方が違うかもですよね。

とりあえずは、インガルス一家からかな!
お!メルカリに全巻出てる!
買おうかな〜!

なんか楽しくなってきた。

読んでいただき、ありがとうございました。

(文中に出てきた本の一部です↓)


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