ギルティ女史とグリーティングカード
今日も慌ただしいオフィス。
ギルティ女史はいつものように猛スピードで仕事をこなしている。
「よし、今年はグリーティングカードを新しくしましょう!」
ギルティ女史がまた何かひらめいたようだ。
グリーティングカードとは、クリスマスカードのことを指している。
このオフィスでは、クライアントやお世話になった方々に毎年オリジナルのクリスマスカードを贈っていた。
「結構気に入ってたからここ何年かはずっと同じデザインのものを使っていたんだけど。そろそろ"またこれか"ってなる頃だと思うのよね。今年はあなたもいるし、新しいデザインのカードを作りましょう」
季節は夏が終わったかなという頃。
まだ秋の気配すら感じないというのに彼女はもうクリスマスに目を向けている。
そして今までの流れを考えると、このグリーティングカード制作が一筋縄ではいかないことを私は察知していた。
むしろ今から取り組んでもクリスマスまでに間に合うだろうかと不安になるくらいだ。
「去年までのカードはこれね」
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