【風呂酒日和36-1】 鶴の湯(つるのゆ)
【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。
うん、紛れもない住宅街だ。
陽が落ちるのも早くなって、あかりの少ない道はちょっと寂しい。
ここまで住宅地だと今日の一杯の場所を見つけるのももしかすると苦労するかもな、なんて思いながら歩いていると、大きな明るい立て看板が見えて来た。つるの湯と書いてある。
木の札ではなくプラスチック製の札の靴箱に靴をしまって自動ドアを開ける。(自動ドアを開けるってなんか変だな。)
扉の向こうには2人掛けのソファと小さなテレビ、冷蔵庫、そして受付があった。
小さなタオルのレンタルは無料とのこと。やった。
さっそくタオルを借りて脱衣室へ。
おぉ、脱衣室、広々。
ソファが2つ対面で置いてあり、本棚もある。
何かがいっぱいあると言うわけではないが、余裕のあるレイアウトでゆったりくつろげそうな空間。の割にやはり隅っこのロッカーへとこそこそと足をすすめる私。いそいそと身支度をして浴室へ。
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