トルコでゲットしたお土産たちと趣味の買い物あれこれ
長々と書き続けていた旅日記が終わったので、今回の旅行で買ったもの、お土産などをまとめてみようと思う。
時間が経ちすぎてすでに渡してしまったのもあるため、手元にない物もあるんだけど...。帰ってきてすぐ写真撮っておけばよかったなぁ。
トルコで買ったもの
【ばらまき系は街のスーパーで】
まずはいわゆる「ばらまき系」と呼ばれるお土産たち。
職場や友人など大人数の人にわっとあげたり、たまたま誰かと会うタイミングで渡したりするのにとても重宝する。
コスパがよくて持ち帰るのにかさばらず、お菓子なら個包装、あわよくばオシャレなもの。海外に行った時は"現地感"のあるものだとなおよい。
私はそれらのお土産は街のスーパーでいいものがあった時にちょくちょく調達していった。
買ったラインナップとしては、チョコやスナックなどのお菓子系がメイン。まさに外国っぽい感じのものや「これはプッカ的なやつ...?」という日本でも見たことのあるようなお菓子など。
ちなみに、プッカらしき"チョコが中に入ってるやつ"はあったけど、コアラのマーチやパックンチョのようにわざわざ一個ずつ違う絵面を印字しているようなお菓子はなかった。やっぱり日本ってそういうとこ芸が細かいよね。(ちなみにプッカは調べたところ、もともとイギリスのお菓子らしい。知らなかった...)
ロクムやバクラヴァなどの見た目がTHE外国のお菓子!という感じの「トルコと言えば」なスイーツも多少買ったけど、今までの経験からするとそれらのお菓子って大体残る。
日本人には甘すぎたり、何が入っているかわからなくてなかなか手が伸ばしづらかったり、見る分には楽しいけど実際食べるのに結構躊躇する人が多いのだ。伝統菓子よりもスーパーに売っているローカルスナックの方がみんな気軽に食べてくれる。
そのほかにもインスタント食品、調味料なども買った。パスタソースなど日本でも目にする食品系をあげるのも「へぇ...トルコの"おうちパスタ"ってこんな感じなんだ」なんて味わえるので結構ウケがいい。
やっぱり食べ物は全く知らないものよりも味が想像できたり知っている物の方がとっつきやすく、そこにギャップも感じられたりして楽しいのかなぁと思う。
パスタセットをあげた友人には「なんて書いてるかさっぱりわからんから感覚で作った(笑)」と言われて「確かに!読めないよね...」と後から気づいた。すまぬ。
いかんせん旅行に行ったのが5月なので残念ながらすでに渡してしまってばらまき系お土産は写真がございません...。(ほんとそういうとこやで自分…)
その他、自分が好きで買ったものやこういうの好きそうだなぁと物を見た時に顔が浮かんだ人にあげたお土産はこんな感じ。
【柄物のトレー/キャンドル】
こちらはカッパドキアに訪れた際に滞在していたギョレメの町で買った物。お店によって色々なデザインや大きさのものが並んでいた。もう全部可愛くて全部欲しい!とテンションが上がってしまったが、トレーばっかり何枚も持っててもしょうがないので、厳選して3枚購入。
1枚は自分用、同じくこういうテイストが好きな友人2人にはキャンドルもセットであげることに。キャンドルはコーヒーっぽい甘い香りがした。かなりお手頃価格だったしお店の人もフレンドリーで複数買いで少しオマケしてくれてほくほく。
【石鹸】
イスタンブールの街中で買った石鹸。トルコはオリーブ石鹸が有名で、そこかしこで売っている。ヤギやロバのミルクで作られているものがあったり種類もかなり豊富だ。巾着に入ったこちらの石鹸の他にもレンガのようなTHEオーガニック石鹸という感じのタイプや、ハーブ入りの石鹸もあったのでいくつか買って「どれがいい?」という感じであげたりした。こちらはお菓子とは違ってゴツめの現地感のあるものの方が人気だった。
【柄物ポーチ/クッションカバー】
これもイスタンブールで買ったもの。この手の柄物布製品は街の至る所で売られているのだが、値段は場所によってまちまち。
旧市街よりもガラタ橋を渡ったカラキョイエリアの方が圧倒的に安いので「この柄が好き!」という感じではなく「かわいいな〜何種類か買ってこうかなぁ」くらいであれば、都心部から少し離れたエリアで買う方がいいと思う。謎にフリーダカーロ(ポーチ最前の女性)が描かれている雑貨がやたら置いてあってつい1つ買ってしまった。フリーダ、トルコにゆかりがあるのだろうか。(フリーダカーロはメキシコの画家)
布製品はこの他にも本格的なキリムのラグなどもたくさん売っていて、見ているだけで楽しかった。もちろんキリムの絨毯はそもそもの値段が高いけど日本で買うよりは安いと思う。
【ティー/コーヒー系】
スパイスバザールの近くで買ったハーブティっぽいもの。同じようなスパイスや茶葉が山積みになっているので、ラベルの可愛らしさとか「多分これはお花が開く系のお茶だな」とか、フィーリングでピンときたものをいくつかチョイスして購入。一番右のコーヒーはスーパーで買った庶民的トルココーヒー。
紅茶、ハーブティー系はバザール周辺で量り売りで買ったものを帰国後に小分けにしてあげたりもした。
現地でどーんと盛られているのを見るとそのビジュアルで買いたくなってしまうのだが、ビニール袋の状態なのでそのままお土産としてあげるのはちょっと微妙...。
そんな時は大体4,5杯分くらい楽しめる量に分けてお試しティーセットみたいな感じで簡単ラッピング。もらった側も色々楽しめるし「飲んでみたけどあんまり好みじゃないなぁ」と思ってもプレッシャーになる量じゃないからちょうどいいかなと。
【チャイグラスセット】
「可愛すぎる〜!!」と発狂しながら買ったチャイグラスセット。箱まで可愛い。「違うの一種類ずつでも箱に入れてあげるから好きなの選んでいいよ」と言ってくれたので、迷いに迷いながら好みの2種類をゲット。もっと大柄で全体に模様が入っているものや金色一色などの煌びやかなデザインもあった。
実家の両親へのお土産用は、派手なのはあんまり趣味じゃないだろうなと思ったのでシンプルなグラスとそれっぽいプレートを購入。チャイは飲まないだろうから、日本酒グラスと醤油皿的なポジションで使われる気がする。その家に馴染む形で楽しんでもらえればよいのだ。
店員さんはなかなかアグレッシブで「強くて割れないよ!」というアピールだと思うんだけど、店先の鉄の柱に思いっきりグラスをガーン!とぶつけて見せたりしてて、最初見た時は「ひぃ!」ってなった。
【謎の民族楽器】
こちらは完全に趣味で買った自分用お土産。海外旅行に行くとその土地の楽器を見るのが好きな私。「これはなんていう楽器?」と店員さんに聞いたところ、携帯で日本語に翻訳しながら単語を打ってくれた。そこに表示されていた日本語は「接続」。...うーん、わからん!
単語を元に調べたところサズ(バグラマ)と呼ばれる弦楽器だそう。価格や大きさ的にもおそらくそれのおもちゃ版という感じだと思う。
こういうの、何に使うでもないのに買っちゃうんだよなぁ。趣味兼旅を思い出す用のコレクションとして。
【トルコランプ】
トルコといえばトルコランプ。有名なので日本でも売っているしネットでも買えるけど、どうせなら現地のものが欲しいなぁと思って、持って帰れる手頃な大きさのものをゲット。
ランプを買う場合、注意しなければならないのはコンセントと電球だ。トルコのコンセントはCタイプなので帰国後変換プラグを購入。旅先で日本の電化製品を使うために向こうのコンセントに合う変換プラグを持っていくと思うのだが、逆に向こうで買ったものを日本で使うにはA→CではなくC→Aの変換プラグが必要なので要注意。
電球は付いてこなかったので100V用のE14の電球をネットで買った。日本の電球は大体口金サイズがE17かE26が主流でたまーにE12のものがあるかなという感じだと思うので、E14電球はネットで探す方がいいかもしれない。
そして口金のサイズも重要だけど、もう1つ気をつけなければいけないのが電球自体の大きさ。
トルコランプは上下の金属部分にバネのような金具がついていて、真ん中のモザイクガラス部分に金具を差し込んで固定するという仕組みになっているのだが、電球のサイズをミスるとこういうことになる。
モザイクガラスのまるっとしたサイズ感に惑わされて入口の直径よりも大きな電球を買ってしまうと、たとえ口金が合っていたとてそもそも入らないということになる。
私のように「E14なんて小型電球だからまぁどれでもいけるっしょ」なんて、たいしてサイズを見ずに買うとこういうことになるのでお気をつけ下さい。器具の中におさまる電球を買い直し、やっと点灯。
私が買った変換プラグと電球(買い直してちゃんと入った方)を貼っておきます。高さ25cmくらいのものだったら同じセットでいけるはず。
結構熱くなるので気になる人はLEDで探してみるのもよいかもです。シャンデリア球は頭が長いのでおさまるかサイズをよく見るべし。
お土産よりもパーツについて熱く語ってしまったが、購入したものは大体こんな感じ。貧乏旅の割にはなかなか素敵なお土産たちがゲットできたのではないだろうか。
どこの国でもあるあるだと思うけど、やっぱり観光地のど真ん中でお土産を買うとかなりぼったくりな値段がついていたりする。
繁華街やバザールでどんなものが売っているか見たり、ずらーっと並んでいる雰囲気を満喫し、実際に買うのは市街地からちょっと離れた地区や2大バザールの間あたりのエリアで、というのがおすすめかなと思う。
バザールは大型のショッピングモールみたいでわくわくするし、バザール付近の細い道も上野のアメ横っぽいごみごみ感があって見て回るのはどちらも面白かった。
結構リサーチ不足のまま行ってしまったが、街をぶらつく時間をしっかり設けていたのはすごく良かったと思う。
リサーチを兼ねてお散歩しながら街の雰囲気を楽しみ、次の日に「よし、じゃああそこでこれとこれを買う!」と決めて回る作戦でスムーズに動くことができた。
カツカツなスケジュールだと事前リサーチが大事だが、ぶらりと歩いてガイドブックやネットには載っていないお店を発見するのも旅の醍醐味だよね。
ここ数日で半年前の旅を振り返って、なんだかトルコに2回行ったような気分。楽しかったなぁ。
旅行に行くと一回で満足というか大体「よし、次はどこに行こうかな」と思うタイプなのだが、トルコはもう一回行きたいかも。