【風呂酒日和39-1】 滝の湯(たきのゆ)

【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。

【風呂酒日和】〜ついでのお風呂、のついでのお酒〜｜日野笙 / Sou Hino｜note

静かな住宅街をてくてくと歩いていくと見えてきた滝の湯。
おぉー。大きめのどーんとした外観。
そして大きいけれどなんだか控えめな入口。

靴箱に靴をしまって、ロビーに入る。
受付にはお姉さん。レンタルタオルはなしになったとのこと。
最近の情勢のせいでだんだんと銭湯から貸しタオルがなくなってきた気がする。仕方がないと言えば仕方がないのだが手ぶら銭湯スタイルの私にはなかなか痛い。
マイタオルを持ってくればいいんだけど、荷物になるし濡れたタオルを持って帰るのもちょっと嫌なんだよな〜なんて考えながらも、とりあえず今日は何も持っていないのでタオルを購入。

受付横のロビーにはテレビとローテーブル。
L字に周るベンチタイプのソファも家感があっていい。
家にこんな大きなソファはないけど。

脱衣室には年代を感じる椅子型のドライヤーに、おむつ交換台。
見切りや廻り縁など要所要所にピンク色が使われていたり、鏡に赤っぽい装飾が施されていてなんというか「昭和の女湯」という感じがする。若干の幼稚園感もあるが。
この場合、やはり男湯は青や緑っぽい色味の仕上げになっているんだろうか。

身支度を整え浴室へ。
扉を開けると右手に3つの浴槽が見えた。
右側と真ん中、奥に洗い場。
洗い場の島は入口に対して縦だけど、簡単に言うといわゆるよくある銭湯の
レイアウトを90度回したような感じ。
うーん簡単にと言ったがまったく伝わらない表現だったかもしれない。