【風呂酒日和126-1】 あたり湯

【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。

【風呂酒日和】〜ついでのお風呂、のついでのお酒〜｜日野笙 / Sou Hino｜note

おぎゃー！
産声ではない。悲しみの叫びである。
京急蒲田駅から結構歩いてここまで来たのに...。
マップで営業中の文字をチェックして訪れてみたのだが、目の前には大きく掲げられた「本日休業」の文字。Oh my...(ショックすぎて最後まで言い切れないバージョン)

と、脳内を英語圏にしても銭湯が開くわけでもない。仕方がないので次なる候補を探す。
うーん、ここからだとちょっと歩くけど、この際だからさらに歩いてみるか。今日はすごくいい気温。これくらいの温度の夜、好きだなぁ。なんかわくわくする。
携帯で確認してみると、只今の気温は17度とのこと。なるほどなるほど。私、風のない17度の夜が好きらしい。

線路沿いをしばらく歩き、商店街を抜ける。オルゴールバージョンのJ-POPが流れる明るい商店街。
なんかいいな。全く知らない街だけど、人が生活しているのが見えて、ここにも人はいるんだなぁなんて当たり前なことを思う。
今いるところが住みやすいと思ってるけど、きっと私もここでも生きてけるんだよなぁと謎のエモい気持ちになる。
この心模様も17度の気温のせいだろうか。