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【宅建教材】分野別過去問題集のやり込み方


資格試験を受ける際、通信講座を受けたりスクールに通うという人も多いが、独学の場合はまず自分で教材を探すところから始めると思う。

教材はどの出版社もテキストの他に分野別過去問題集や一問一答集、予想模試などさまざまなシリーズを取り揃えているので、何もわからず書店に行くと「一体どれを買えば...?」とフリーズするかもしれない。私は買うまでに3回ほど書店に足を運んだ。足踏みしまくり、悩みまくり。
そして購入したのが基本テキストと分野別過去問題集、実際の試験問題が12年分収録されている過去問集の3つである。
教材選びについて書いた記事はこちらです。


最初は「分野別過去問題集と過去問集って何が違うねん、要するにどっちも過去問でしょ?これって2冊買う必要あるのかしら」なんて思っていたのだが、やってみてわかったことは、この2つは役割が全然違うということ。

分野別過去問題集というのは要するにドリルみたいなものだ。テキストで学んだ知識を実際に問題形式で説いてみて理解ができているか、きちんと覚えているかを確認する日々の演習のような形で使う。
そして、分野別過去問題集を何度かさらったあたりで、模擬試験のように時間を計って実際の過去問を解いてみる。その時に使うのが過去問集である。


どれも辞書みたいに厚いし重いし、3つも買うと結構な出費だし、最小限にできないかなぁなんて最初から後ろ向きに考えていた私だったが、実務経験があったり勉強が得意な人であればいらないかもしれないけど、要領が悪くて勉強も得意じゃない、その上実務経験のない私の場合は、結果的にこの3冊はどれも必要不可欠だった。
今回はその中でも、私が勉強をしながら「こうした方がいいかも」と編み出していった「分野別過去問題集の使い方」をまとめてみようと思う。

問題集をただただ高速で何周もこなすだけでは使い倒したとは言えない。というか、そのやり方にはある落とし穴がある。それは、問題文と正誤のみを暗記してしまって文章の丸暗記になってしまうということ。
文章を丸暗記するような形でやり込むとどうなるか。その言い回し、文言とほぼ同じ形で聞かれないと解けなくなる。つまりちょっとでも応用のような聞かれ方をされると途端に「?」となって「わかったようでわかっていない」状態になってしまうのである。

何事もそうだけど、やり方次第で知識の定着率やきちんと活用できているかというのはかなり変わってくると思う。
そんなわけで、私は分野別過去問題集をこんな風に使っていった。

分野別過去問題集のやり込み方

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