2023年仕事スタートしました。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
去年は職場の病棟でもコロナ感染の嵐がちょこちょことあり、スタッフも休んでその度にシフト勤務の変更が繰り返されました。患者さんはPCR陽性者と濃厚接触扱い者を隔離対応し、スタッフはフル装備で対応に当たってました。
以前は院内でPCR陽性になるとコロナ対応病院に送っていましたが、今は送らずに療養させています。コロナに対する薬も配布され、点滴治療をしたりしてます。
私はおかげさまでワクチンも打たず、コロナ感染もせず過ごしております。
そんなわけで、元旦は日勤の予定だったのが急遽夜勤となり出勤してました。
大晦日に年越し夜勤だったスタッフ達は、とある事件があってとんでもない年越しとなったらしいです。詳細は言えないのですが、患者さんに問題があり急遽対応と即退院といった流れで。
年が明けてびっくらぽんでした。
大晦日は日勤でしたが、その時にはつけてなかった人工呼吸器がついている患者さんがいたりして、ちょっと油断できない仕事スタートとなりました。
それでも感染対策のため緊急入院を取らずに済むのがホッとします。経営者的には収入が減るので不機嫌になっちゃう現状でしょうけど(笑)
人工呼吸器がつけられた患者さんは、意識もあるし会話もできるレベルの人です。体内の酸素化ができなくなってきてることと、妻があらゆる延命を望んでいるとのことでした。
いくら延命は苦痛だという説明を医師から妻にしても、理解力が乏しくてこの結果となってました。
患者本人と意思疎通がほぼ出来ていて、本人は延命が嫌だと言ってるのに、どうして家族の意向が優先されるんだろうか、とも思います。
人工呼吸器がつけられてても、意識があるので自発呼吸と人工呼吸器由来の呼吸パターンがバッティングして、苦痛はさらに増します。(今回は挿管タイプの人工呼吸器ではありませんが苦痛はあります)
顔にマスクをつけられ、点滴が何本も体に刺されて輸液ポンプで管理されています。
苦痛がある時の時間は、永遠にも感じる辛いものです。
反面、大切な人には死んでほしくない、必ず生きていてほしいという気持ちもわかります。私だって自分の子ども達にはそう思ってしまいますから。
年齢を経て寿命がきた、のであれば死んでほしくないけどもう旅立つ時なのだ、と覚悟を決めて暖かく旅立ちを見守っていけるような人が増えたら良いのになと常々思ってます。
まあそれで、私も啓蒙していくのが使命の一つであるのですが。
今はコロナで面会も解禁されないままの病院や施設がまだまだ多く、大切なお別れの時間を持てないのがもどかしいです。危篤状態になりつつある人がいて、タイミングや状況によって臨機応変に家族に面会をどうぞと連絡をして会ってもらうときもあります。
面会をした翌日に旅立ったとき、ああ面会しておいて本当に良かったと思います。
とまあこうした年明けで、ブログがまた長編になってますが、これが私だしょーがない!(笑)
というわけで、時々読んでいただけるとうれしいです。
そうそう、トップの写真はウェブ心理塾の仲間にいただいた素敵なカレンダーです。隣の「落ち着け!」は去年から引き続き自分に言い聞かせているセリフ(笑)
ではまた。
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