T病院へ(子宮画像あり)

T病院は私が20年前に妊娠して病院探しをしていた時に出産費用が安い、超未熟児も受け入れれる高度な医療体制が整っている当時も大人気の中規模病院

仲の良い同級生が超未熟児病棟の看護師をしていて、500gで産まれてきた赤ちゃんの話とかをよく聞いた

結局、同級生がいる事(気まずい)、病院が古いという理由でT病院に妊娠出産でお世話にならなかった

20年経った今は移転して新しい病院になっている
中に入ると妊婦さん、ベビーカー、産まれたてホヤホヤから小さい子どもまで沢山いた
ぶつからないように蹴飛ばさないように気を付けて歩く

いざ診察室へ
今回は女医さん(部長)

内診中、下腹部を押さえられ痛いかどうか聞かれる

そこは痛い
そこは痛くないを繰り返す
左側を押さえられた時、イダダダダダ!
生理ピーク時に似た引きつる痛みが走る
内診終了

エコー画像を見ながら
子宮腺筋症
子宮内膜症
子宮筋腫4cmが2個
と変わりなく説明されるが、今回追加されたのがある

子宮後屈

ナニソレ??
子宮が後ろに倒れている?
また初耳ワードが

別に子宮後屈でも支障が無ければ放っといても問題はないけど、腸と癒着しているから痛みが出ている可能性が高いと先生

詳しく調べる為に次回はMRIをすることになった

検査の説明を受ける
肛門からエコー時に使用するゼリーを注入した状態でMRIを撮ります

ワァーオ!

そんなMRIの撮り方も聞いたことない


そしてMRI当日
有給をズル休みではないけど、無駄に使い過ぎて残りわずかだから節約の為に半休にした
昼まで仕事をし、ダッシュで病院へ
10月上旬でもまだまだ暑い
汗ダクダクのまま診察室へ

MRIを受けていただく前に膣と肛門からゼリーを注入しますね
と先生がはにかみ?半笑いしながら私に告げる

膣?
チーツー?

ち、膣にもですかぁっ!

前回肛門からとしか聞いてないからパニック

もう開き直るしかない

内診台で注入
違和感が半端ない
すでに溢れ出ている感覚

あと200mlです、先生

いやいや、どんだけ入れるねん

パンツに大ナプキンを敷き、検査着に着替え、MRI室まで車椅子で移動

到着すると腸の動きを鈍らせる為に筋肉注射

これも聞いてない
痛かった

耳にヘッドホンをされて、よくわからない音楽を聞きながら撮影開始

撮影が終了して着替えてる時からお腹の調子が悪くなってきた
念の為にとトイレまで車椅子で運んでくれる

腸が正常に活動しだしたのか不思議な下痢痛が次から次へと襲い掛かる

膣からも出ている気配

落ち着いたと思い、ズボンを履くとギュルギュル…

トイレから出られない

産婦人科にカルテを回さないと帰れない

患者さんは女性ばかりなのにトイレの数が3室しかなく、診療混雑時ということもあり、ノックを何回もされる
ごめんなさい

やっと落ち着いて
産婦人科にカルテを提出したのも束の間、またギュルギュル
違う階のトイレに行くも並んでいた

他にもあるかグルリと探したけどワンフロアにトイレが1か所しかない
絶対におかしい

今度こそようやく落ち着いて、待合室に向かったらちょうど診察室へ呼ばれた


MRI画像を見せてもらう

逆さまにするとナスビそのもの



続いて癒着しているのが見やすいとされる画像

癒着の可能性大とのこと

腸は時計回りに卷いているらしく、子宮も段々と左側に撚れていって癒着したのではないかと説明を受けた

引きつるような左側の痛みは
これが原因だった
痛みを感じだしたのは少なくとも今の職場で働きだした時には既にあったから10年は経つ
ここまで来るのにえらく時間が掛かった…

ここで先生から今後どうするかのお話

全摘するか、投薬で閉経まで乗り切るか

投薬で乗り切る方もいますよとあくまで私の判断に任せるといった様子

手術に対する恐怖はあるけど、もう迷わずに全摘でお願いしますと言った

じゃあ、日取りを決めましょうと
11月半ばに腹腔鏡手術をすることが決まった

実を言うとまさかこんなに早く手術をすることになるとは想定していなかった
この時点で手術まで1ヶ月半
たまたま先生の予定が空いていたということ次に空いているのは来年1月末
そうなると私の都合で4月以降にしてもらうしかなかった

次男が10月半ばに大学入試試験を控えていて、スポーツ推薦だから合格はほぼ決まっているとはいえ、結果が出るまでは息子達には黙っといて、入学金やらを振り込んだら私の次男にすべき事は一段落着いて、心置きなく手術に望めると算段がついたから11月半ばでお願いした

来年になれば2月には卒業式もあるし、大学に必要な物を買い揃えたりバタバタするだろうから、体調も落ち着いているだろうし、これ以上ない良いタイミング

まだ息子達にお金も手間も掛かる
それもあと少しで終わる……はず

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