少人数私募債の発行を検討中
少人数私募債の発行を検討中
少人数私募債を発行をしようと考えていましたが、なかなか時間が取れず、
やっと具体的に取り掛かろうと考えています。
そこで、【 #少人数私募債の発行条件 】を調べてみました。
検索すると、J-Net21がヒットしました。
J-Net21は、独立行政法人の中小企業基盤整備機構が運営する、中小企業とその支援者、創業予定者とその支援者のためのポータルサイトということです。
このページの必要部分を要約します。
【 #少人数私募債の発行条件 】
少人数私募債は、商法や証券取引法の手続きが不要な社債です。
とりあえず当社の場合をかけるところは書きこんでおきます。
(1)発行条件
少人数私募債を発行するためには、
1)社債権者が50名未満(最大49名)
2)社債権者に適格機関投資家(プロの投資家)がいない
社員(パートアルバイト、退職者を含む)、取引先、noteのフォロワーなど
3)社債総額を最低券面額で除した数が50未満
(総額98万円(49名)なら券面額2万円)
総額は無理をして集めず、期限までに応募があった金額にする。
(2)発行者が事前に取り決めておくべき事柄
a.事業計画
社債による資金調達の目的と用途を明確に
⭕️仮想通貨の運用
現存、3市場における運用実績を示し、
そのどれかあるいは組み合わせの中から、
社債購入者の支持型いいものに投資する。
運用実績データを開示
借入から償還までの利益計画や返済計画
⭕️期間 3ヶ月(まず短期で試してみる)
⭕️金利 年率4%(3ヶ月1%)
運用見込みデータを開示
利益獲得のための仕組み(ビジネスモデル)の明確化
⭕️利益が出なくても償還できる総額に設定する。
⭕️発行総額を直近3ヶ月の運用実績の利益の範囲に抑える
b.募集要項
社債の募集総額 98万円なら券面額2万円
社債の利率 年率4%(3ヶ月1%)
社債の償還期間と償還方法 申し込み締め切りから3ヶ月後、償還は元利合計金額を一括支払い
社債利息の支払方法 元利合計金額を一括支払い
中途換金(解約)の方法 解約手数料、送金手数料が必要、金利は0
社債の第三者譲渡の方法および譲渡制限 相続あるいはそれに準じること以外は不可
【少人数私募債を成功させるには】
社債購入者(縁故者や会社に関連する者)と信頼関係を築く
(1)積極的な情報開示
事業計画や財務諸表などの自社情報を積極的に開示
社債発行時に説明会を開いたり、社債発行後も決算終了時や利息の支払い時に、報告会などを開催
(2)社債の管理を徹底
社債原簿(社債台帳)を作成し、利払いや償還などを厳格に管理
(3)適切な社債利率を設定
利率は、社債購入者と社債発行者とが納得できる値
(4)社債の償還に備えて、資金繰りを計画的に行うこと
資金繰りを計画的に