良い映画だから
良い映画だから多くの住民に見せたい。行政がそう考えた場合、無料映画会など開きます。でも、「良い物だから提供する」だけが彼等の役割でもありません。
「良い物だからその良さを知らしめる」。それも彼等の役割です。映画でいえば、宣伝してやればよい。その方がずっと映画関係者のサポートになります。
本についても同じです。本当に良い本なら、図書館でそれを買い占めたりせずに、司書によるビブリオバトルでも企画して、活字文化を振興してやればよい。
ベストセラーの新刊本がなかなか借りられません旨の住民から図書館への苦情を眺めながら、「行政は、いつまで民業圧迫を続けるのだろうか」と疑います。
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