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程度

程度を漠然と指し、「十分ではないがそれなりの」の意を表す。「一定」という言葉を辞書で引けば、そうあります。

「関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない」と約束していた人たちが、「一定の理解を得られた」と処理水の放出に踏み切りました。

十分ではない。でも、それなりの理解。それは、誰の、どのような理解なのか。程度は漠然とし、私たちは、それに宛てがう定規を持ちません。

次の約束は、「たとえ数十年の長期にわたろうとも処分が完了するまで政府として責任を持って取り組む」。それもきっと、「一定の責任」なのだろう、けど。

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