132箇国
132箇国のデータをもとに幸せと年齢の関係を探った研究によれば、加齢とともに低下した幸福度は、ある年代で底を打ち、その後は上昇する、といいます。
U字曲線の谷は、先進国で47.2歳、発展途上国では48.2歳。首や顔の痛み、うつ状態を訴える人も、この年代でぐっと増える、といいます。
「診断を聞いて、笑っちゃったよ」。Eさんがいいます。「カタカンセツシューイエン。ほっとけば治るって、湿布しかくれないんだもん、ひでえよなぁ。
なんかさ、四十肩とか五十肩って病名は、患者を無抵抗にさせるね。受け入れるよりほかない」。年齢を客観的に思い知らされた彼もまた、U字の谷底にいます。
我とともに老い給え
最良のものはなお未来にある (ロバート・ブラウニング)
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