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キューティー●カヤマという男
一度は踏みとどまったが、この男の全貌を公開したい。
語弊はあるが半分事実、半分盛っていると思ってくれて構わない。
実在するキューティー●カヤマ、もちろん本名は知らない。
彼と会ったのは何年も前だろう。何人かのグループでオフ会的な案件で出会った。
第一印象は『冴えない好青年』と言えば聞こえがいいのでそう表現したい。
ただ、悪意があるとしたら『不潔そうなとっつぁん坊や』だ。
お世辞にもイケメンとは言えない見た目。
ただ、話してみると同性からしたら低姿勢な一面もあり、大学でよくありがちなよく知らんけど害はないから一緒にいるメンバーの一人みたいな奴で、一緒にいればいるほど実はスルメのような癖になる存在なのかもしれない。
少し前歯が出ていて目も細めだったのを記憶している。なぜ不潔そうと言ったのかは見た目の雰囲気のことではなく、彼の持っていたiPadだ。
何かの話題で彼のiPadで説明してくれている途中だった。僕は見てしまった。
彼のiPadの画面の表面のフケと脂の汚れの絨毯を。
『うっ!』っと心の中で叫んでしまったのはやむを得ない。しかも『自由にいじってみていいから!』ととんでもない事を言い出しやがったのだ。もちろん後で手を洗えばいいし、手元におしぼりもあったのでありったけの愛想笑いをし、気にせずiPadをいじらせてもらった。
ただ普通では考えられないスピードの閲覧の後、
『ありがとうっ』と言い満面の嘘の笑顔でiPadを返却。
彼は何かの役に立てたような満面の本当の笑顔を見せていた。確かにiPadは汚すぎるが、心が汚れているのは僕なのだろうか?
ただねこのオフ会のような集まり、男もいれば女もいる。年齢は様々だっけど基本近い者同士だ。最低限の清潔さは気にしてほしい。
この集まりの中には『ちんぽ騎士団』も混じっていたかもしれないが、そして申し訳ない、自分はキューティーのこと、実は『ちんぽ騎士団』だろと当時思っていた。
それを裏付ける有力な情報をこのnoteを共有投稿しているクドーサンがなんと知っていた。灯台下暗し。
『彼は一時期、Twitterで仲良くなった同じ趣味な人とすぐ会おうとしてたね』
『あとアプローチしているTwitterで知り合ったギャルと電話したことを自慢げに単独ツイートしてたね』
やはり。予想は的中。
後半はもう鳥肌もの、鳥肌実。
チキンスキンは立ったかい?だ。
ただ男たちとも会ってたらしいので全てが全てそういう目的でないのだろうが、そんなキューティー、彼はいま何をしているのだろうか。
セルフィーが趣味なギャルにも勇猛果敢に、彼は側からみればストーカー的なことをしていたらしいが、ただね、ここまでづらづらと書いておいてあれだが、すべてあくまでこれは一般的第三者からの目線。
彼は彼で、すべてが本気だったのだ。
うまく表現ができない不器用な奴なのだ。
女性へのアプローチの前にもうちょっと清潔感がほしいところだが彼は気になった女性にありったけの愛を表現していたのだ。
前髪も何故か自分で切ってアバンギャルドな前髪で女性と会っちゃう。バッグというバッグを持っておらず例のiPadも紙袋的なモノに入っていた。
普通ではあり得ないアプローチ、、、もうそこまで貫くと言うことは彼はもうそれは『正解』なのかもしれない。
第三者が安易に比較して『キモい』と言ってはいけない次元なのだ。
1時間で良いから今の彼と呑んでみたい。
おそらく根本は変わっていないだろう、むしろ変わってほしくないと思っている自分がいる。
スルメのような存在だ。
そう、彼は『キューティー』なのだ。
記事投稿:アライサン