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浅草といえばブロンディ。清澄白河といえばブルーボトル。
先に言ってしまう。
浅草散歩は充実し、ホテルにも恵まれて、良い気分で翌日。
しかし清澄白河は場所的には『きちぃーすわ』という感じでした。(黒薔薇軍団、リノさんより)
モーニングは浅草で済ませた。
珈琲の店『ブロンディ』だ。
ナイツの塙さんが浅草で仕事の際によく使うらしい。なるほど、紹介する理由も分かるくらい昔ながらの喫茶店。モーニングは珈琲とゆで卵、ハーフトーストだった。これで650円。安い。
ゆで卵にかける塩も普通の白い塩ではなくて岩塩チックなほのかなピンク色の塩でなんだか知らないけど好感がもてた。トーストには最初からマーガリンが塗ってある。美味い。珈琲も朝だということなのかアメリカンなテイストだったが美味い。
注文とる人はどこか亀田興毅、いや、うちらの最近のブームネタのミヤゾンに似ていた。ビーグル犬は流石に店にはいなかった。
そして会計する人は明らかに先代の人間で、いまはもう会計しか一切しないじじぃだった。しかも650円✖︎2の1300円なのに『1200円?』とお金を払う側に値段を聞いてくる始末。ものすごいシステムだ。
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濃い。朝から濃い。たった数時間の朝の出来事にしては浅草は内容が濃かった。
二人ともこの良い感じの濃さに満足していたし、ある意味浮かれていたのかもしれない。
そこからブルーボトル目当てで、炎天下の中、浅草から徒歩で清澄白河へ。
途中森下を通るわけですが、暑すぎて途中の珈琲屋でテイクアウトでアイスコーヒーを。値段の割に量が少なく、作り置きのものだった。ここから既に暗雲が立ち込めていたのかもしれない。
テイクアウトの紙コップがこのさらに臭かった。
あまりの暑さに二人とも少しずつ機嫌が悪くなってきたが、目当てのブルーボトルに到着してからは、珈琲も美味しく量もそれなりありお値段にも納得。
すっかり気をよくしたがここからがキツかった。
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ブルーボトルでは珈琲のみだったのでお腹が減ってきた。
『清澄白河はカフェの街』という勝手な先入観から食べ物屋なんてすぐ見つかるだろうという安易な二人はいい感じの店を探しに歩き続けた。
ない。ないんです。あるけど、どこにでも見るチェーン店とめちゃくちゃ小さなオシャレすぎるカフェ。
店員はオシャレなお姉さん、お客さんもオフな女子大生的な人たちのカフェ。
とてもではないが汗びっしょり、だくだくな汗染みのシャツ、そして服がピタッとし、ことさらにうっすら乳首が浮き出ているおっさん二人が入ったら、途端に煙たがれそうな場所ばかり。
そう、おっさん二人にはオシャレすぎて入る勇気がなかったのだ。
脳内で冨田ラボ『煙たがられてfeat. 細野晴臣』が流れた感じがした。
言うまでもなくもう腹減りも絶頂に達し、清澄白河の悪口を言いながら電車で岩本町からの秋葉原、何故か食べ放題のしゃぶ葉で満腹に食べた後、
なんかちょっとものすごく後悔。
そんな二日間の散歩。
記事投稿:アライサン