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42歳なんですが、なにか
話す友人がいない。
42歳、男。
妻と高校一年の息子、中学二年の娘がいる。
地方の田舎に住んでいる。
会社員でカレンダー通りの休み。生活には困らない収入はある。
困っていることは、ない。ただ、何か一生懸命になっていることも、ない。
そして最初に述べた通り、友人がいない。
転勤を経て今の土地に住んでいる。地元ではない。
入社して最初に住んだ新潟には、子供のPTAのつながりで知り合いができた。同期もいた。話す相手はそこそこいた。
その後、転勤することとなり、新しい土地ではコミュニティに属していないため、知人、友人を作るきっかけがない。
30代は自分からコミュニティに入る積極性があったのだが、40代になってからその思いがしぼんでしまった。理由は年齢ではないのかもしれないが、とにかくそんな状態だ。
みんな、どう過ごしているんでしょうか
20代、30代は何も考えず、目の前のことを行っていた。
子育て、家庭、仕事、などなど。
40代も同じ生活が続くと思っていた。なんか違った。
みんな等しく歳を取る。
子供は成長して手がかからなくなった。
実家では母親が亡くなった。
仕事は無理がたたって休職した。復職したが、休職前の情熱は、もうない。
20代、30代に打ち込んでいたことが、どんどん手から離れていっている。それはそれでよいことなのかもしれない。
あれ?何すればいいんだろう?
生き方を見失ったよ。
「生き方」なんていう、大そうなものではない。何を目標に生活すればいいのか、指針を失った。
こんなことになるために、これまで生きてきたわけではないはずだ。
「一回休み」だって、いいのか
「人生ゲーム」が好きだった。駒を進めると、何かが起きる。悪いことだってあるけどさ。
その中には「一回休み」というマスがある。
そっか。今は一回休み、なのか。
休まずに次に進みたい。復職してから3年、そう思った。いろいろあがいてみたけど止まったままだ。
でも、ただ止まっていたわけではない。
将棋を始めた。
今年、2023年からはネット上での将棋のグループに加入した。
家族旅行の回数を増やした。
懲りずに毎年何かしらの資格試験を受験している。
話す機会、発信する機会を増やそう
「友人になってもらえますか?」というお願いは、ハードルが高い。
まずは話す機会、発信する機会を増やそう。じっとしていても、何も始まらない。失敗したっていいか。どうせすでに上手くいってないのだから。
楽しいことを探すのも大事かもしれない。
でも、日々の生活、今の状態を「楽しい」と感じる姿勢を作ることの方が、より大事なのだと思う。
手元にあるものを見直して、それでも足りないのであれば、足りないものを見つけにいけばいい。多分今の状態は足りているはずだ。自分が楽しみを感じられていないだけだと思う。
楽しいことに敏感になろう。