THE Wに出た話 #9 芸名
前回芸名については触れていなかったのだが、THE Wのエントリーに際して芸名も記入が必要で本名でやってもよかったのだが、どうしても形から入りたいから芸名ものの1,2時間で考えた。
まりな⇒オモロー大塚
ヒナタ⇒FUNNY日向
インパクトはあるよね?!まりなの芸名に関してはどこかナベアツパイセンがよぎるものであったが、まりなが「芸人になったら絶対この芸名って決めてたんだ」っと嬉しそうに言っていたので私はふーーん。と深堀はしなかった。
私はと言うと、なんかオモローに近しい感じがいいよなと2人で案を出し合った。まず出たのは全く違う名前スタイル。女優とか歌手がやるパターンの芸名「高橋里奈」これは私のヒナタと言う苗字が大変聞き取りにくいようで、お店の予約時に全然伝わらなさそうなどと言うときに使っているのが「高橋」で、里奈はよく飲み会の悪乗りで名前当てる流れで「リナ」っぽいって言われることがめちゃくちゃ多い事から来ている。文字変換で一番最初に出てくる漢字の「里奈」を使ったものである。
まあ、なんの意味もないので、それは辞め、ふと、「ファニーは?!ファニー日向なんかよくない?後輩が出来たらファニヒナさんって呼ばれるの良くない?」ファニーが降ってきた私はこの時点でフリーの芸人にも関わらず後輩ができることをなぜか想像出来ていたようだ。でも私一人で浮かれてたらまりなが
「え、なんか似てるのやだな。オモロー大塚とファニー日向。うーーん。」と言い出した。私的には字面の見た目がよく好きだったが、彼女は気に入らない様子だった。
「英語でもだめ?」私は恐る恐る聞いてみた。
「いいじゃん、FUNNY日向?!!」とまりな
ハマった!!!!!ヨカッタ!!!!
なぜカタカナがダメで英語表記のファニーが良かったかは謎であるが、私はこうして「FUNNY日向」としてお笑いの道へと一歩踏み入れた。
ちなみに所属の欄には互いの会社名を記入しておいた。そのほか結成年月日も必要だったので、その日にした。そして記念に撮った写真でコラージュしたものがこちら。
満面の笑みでDEAN&DELUCAのこじゃれたテラス席で仕事終わりの疲れた様子のサラリーマンに白い目で見られつつも、いろんな持ち物で高さをつけ、カメラアングルを調整しながら撮った記憶がある。
つづく。