マルクビツチハンミョウ
2023年5月1日、埼玉県での昆虫観察の続き。
小麦畑のわきの道端に、黒光りする虫がいました。
よく見ると、ツチハンミョウの仲間でした。
ツチハンミョウは、ハチの巣に寄生する昆虫です。
写真はメスです。大きさは25mmくらいでした。
お腹に卵をたくさん持っているので、早く動くことができませんでした。
マルクビツチハンミョウ($${Meloe corvinus Marseul}$$) コウチュウ目 ツチハンミョウ科
マルクビツチハンミョウの幼虫は、花の蜜を吸いに来たハナバチの脚にくっついて、巣に運ばれて、花粉や蜜、卵を食べて成長します。
周りに生えている花を見ると、クサフジの花に集まるヒゲナガハナバチがたくさんいました。
ツチハンミョウの仲間には毒があります。
触るとかぶれたりすることがあるので、注意が必要です。
もし見つけても触らずに観察してみてね。
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