調整池の外来種
僕の家の近くの調整池には、たくさんの外来種がいます。
その中でも、凶悪な生き物が、次の3種類です。
ウシガエル(特定外来生物)
カダヤシ(特定外来生物)
アメリカザリガニ(条件付特定外来生物)
特定外来生物は、次のことが禁止されています。
僕が小学校2年生くらいのころ、調整池にはウシガエルのオタマジャクシがうようよ泳いでいて、牛のような鳴き声もよく聞こえました。
ザリガニもたくさんいました。
次の年。
突然、カムルチー(ライギョの仲間)の幼魚をみるようになりました。
それ以降、ウシガエルのオタマジャクシやザリガニ、カダヤシが段々少なくなっていきました。
ここ2、3年はウシガエルのオタマジャクシを、まったく見ていません。
成体はまだいます。
上の写真は、2020年に捕まえた、カムルチーの子供です。
エビをとっていたら、偶然、網に入りました。
最大1mくらいまで成長します。
カムルチー $${Channa argus}$$
スズキ目 タイワンドジョウ科
どうやって、調整池に入ってきたか分かりません。
カムルチーは肉食なので、オタマジャクシやザリガニを食べつくしたのかもしれません。もちろん日本在来の魚もたくさん食べられたと思います。
たまたま、この調整池では特定外来生物が少なくなってくれました。
でも、外来種が自然に与える影響は、とても大きいので絶対に逃がしてはいけないと思います。
下は、特定外来生物を許可なく野外に逃がした時の罰則です。
罰金こわ~。