アワフキムシ
皆さんは、植物の枝についた泡を見たことがありますか?
これはアワフキムシという昆虫の仕業です。
この泡のかたまりは、泡巣と呼ばれています。
泡をどけると、小さなアワフキムシの幼虫が出てきます。
※写真はずいぶん前に撮ったものなので、細かい種類はわかりません。
アワフキムシ カメムシ目 アワフキムシ科
アワフキムシは幼虫の時に、敵から身を守るために、お尻から泡を出して体全体を包みます。
泡は少しペタペタしていますが、アブラムシが出すような甘い蜜では無いようです。
泡はわりと丈夫で、多少の雨や風があっても壊れません。
気温や湿度の変化にも強いようです。
1、2時間もあれば立派な泡巣を作り直せるので、見つけたら幼虫の姿も観察してみてね。
次回は泡巣に似ている、カエルの卵塊を紹介します。
おしまい
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