マダラマルハヒロズコガ(アリの巣でくらす虫)
2023年6月。筑波大学の水生昆虫採集の帰り道、
草むらに、良さそうな木の皮が落ちていたので、めくってみました。
マダラマルハヒロズコガの幼虫がいた!
マダラマルハヒロズコガ($${Ippa conspersa}$$) チョウ目 ヒロズコガ科
アリの巣でくらしている昆虫(好蟻性昆虫)で、大きさは1.5cmくらい。
肉食でアリの食べ残しなどを食べるそうです。
あと、この昆虫は、昔にも捕まえたことがあります。
2020年4月、遊びに行った公園で見つけました。
木の幹のすきまにアリの巣があっったので、観察していると
うすっぺらいヒョウタンみたいなものが、少しずつ動いていました。
うすっぺらいヒョウタンをずーっと見ていると、中から幼虫が顔を出しました。
今回、筑波大学の草むらで見つけたマダラマルハヒロズコガの幼虫は、近くにアリがいませんでした。
もしかしたら、木の皮と一緒にアリの巣から落ちてしまったのかもしれません。
おしまい
下は、筑波大学の池で水生昆虫採集した時の記事です。
下は、別の種類の好蟻性昆虫の記事です。