世界一周一人旅 終了 最後に
世界一周旅行が終わった。約1ヶ月という短い時間の中で回る世界一周というのはどういうものか想像もつかなかったが、月並みな感想でいくと本当に楽しかった。
1つこれだけは確実に良いと言えるのは、この珍しい経験をnoteに残していたという事だ。やはりこの1ヶ月という長いようで短い時間の中で色々な事を経験するので忘れてしまったり、薄れてしまったりする記憶がある。けどここに残していたから何時でも読み返せるし何時でもあの時の気分になれる。
やはり世界というのは広かった。カッコつけでも何でもなく。これまで22ヶ国に訪れてもう少し海外旅行に飽き始めた部分もあったけど、今回行ったことのない国を9つ選んだ事でそのモヤモヤな気持ちは全て吹き飛んだ。
どの国も目新しいものが多かったし、良い点悪い点色々見れたような気がした。文化の違いを肌で感じ、一人旅で訪れたからこそ分かり得る部分も存在した。一人旅だから絶対に現地の人と自分が己の力でコミュニケーションを取らないといけないしどんな状況でも自分で何とかしなければならない。そういう環境で言語的な部分だけでなく、精神や身体、色んな所が成長したと間違いなく言い切れる。
確かに途中のトルコ、ハンガリー辺りで日本が寂しくなったり一人旅ってもしかして辛いか?いきなり世界一周旅行はやりすぎたか?と思ったけど全然今となってはそんな事ない。むしろ死ぬまでにもう後2周はしたいくらい。
またこの記憶が過去のものになって美化され始めてどんどん磨かれて良いものになると思う。それでいい。
インドで会ったフロントのお兄、ナミビアで会ったスロバキア人とガイドと運転手、トルコで会った日本人、ハンガリーの大家さん、ポルトガルで会ったお店の人、ブラジルで会ったファべーラの子供達、パナマで会った色々な運転手、コロンビアで会った地元の若い兄ちゃん達、メキシコで会った色んな国の人達と死者の日に参加する地元の人たち。
他にも沢山出会った。多分覚えてないくらい出会った。もしも叶うならまた10年後とかに皆に会ってみたい。英語からポルトガル語、スペイン語とか色々喋ったし色々上達した。これも衰えるのかな。
日本を出る時のあのワクワク感とドキドキ感は金輪際味わえないのかもしれない。でも本当に何のトラブルもなく、日本に帰って来れてよかった。
自分がTPOを弁える性格だからこそ特に何もトラブルに巻き込まれなかったのかも知れない。多分巻き込まれようと思ったら、面白さを追求するなら色々できたと思う。でもそれは他人の、その国に住んでる人の領域を汚す行動に他ならないし自分はあくまでも訪問者としての意識を持たないと観光旅行をする資格が与えられないと思っている。
色々経験してみて自分は意外とまだ寂しいと思う事があったり反対に意外と一人で世界一周旅行とか行けるんだと思ったり、内面も知れた。
これからこういう時間は少なくなってくるだろうし社会人になると好きな時に好きなところへ行けなくなってしまうかもしれないが、この世界一周旅行経験貯金で何とか食いつなぎながら、まだまだ知らない世界へ飛び立ってみたい。いつか中部アフリカとかアフガニスタンとか行ってみたいな。終わり。
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