自意識おばけ
ひなたろは、自意識に関して、物心ついたときから人一倍に敏感であった。
外出先で笑い声がしたら、誰かが自分のことを笑っているんじゃないかと気になった。
人のために行動したいけれど、「良いことをしてる」と思われるのが嫌でできなかった。
反抗期はあったけれど、
反抗期だとバレるのが恥ずかしくて、反抗したくなるのを必死こいてがまんした。
いろんな考えが渦巻いて、だから人と接するのにも臆病だった。
私の人生、「恥ずかしい」と「人からこう思われたい」ばっかりだ。
いつだったか、自分が自意識過剰なことに気づいてから、けっこうコンプレックスになっている。
だってこんなの、自分のことしか考えてないじゃないか。
そんな暇があるんだったらちょっとは人のことを考えなさいよ。
私が憧れてやまない人物像は、きっと相手のことを考えていると思うんだ。
他人にどう思われようとおかまいなしに。
自分のことばっか考えてないでさ。
だからきっと周りに優しくできるんだよ。
なのに私は、うじうじうじうじうじうじう慈雨時雨璽宇
うわ、いろんなじうが出てくる
うじうじ考えてさ、
すっげえーーーーーくだらねえ大馬鹿!!!!!
もうこの際、この自意識過剰さを全部言葉にしちゃって、見つめ直してみようと思う。
言葉にしてみたらきっと、治るかもしれないし。
では、試みる。
優しいって思われたい!
面白いって思われたい!
かわいいって言われたい!
かっこいいって言われたい!
センス良いって思われたい!
話しやすいって思われたい!
全員から好かれたい!
誰からも嫌われたくない!
スマートにこなしたい!
知ったかぶりしちゃう!
頑張ってるのバレたくない!
頑張ってるねって認められたい!
必要とされたい!
特別になりたい!
頼りにされたい!
頭良いって思われたい!
できる奴って思われたい!
褒められたい!
とにかくとにかく褒められたい!
って思ってるって、絶対バレたくない!!!!!
治る気がしない、、、
もう村一番の恥晒しとして生きることにします!
さよなら!恥死
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