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親孝行はするものじゃない ~両親を亡くした整体師が気づいた本当の親子の絆~

こんにちは!ひなた整体院の小島です。このブログはあなたが健康の知識を深めていくことで自分で健康な生活が送れるようになるお手伝いをしていきます。では今日もいってみましょう。

「親孝行はするものじゃない」

この言葉を聞いて、みなさんはどう感じられましたか?わたしも変な人になってきたのでは?とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。でも、わたしは本気でそう考えているんです。33歳で母を、36歳で父を亡くし、その後義理の父も亡くなり、今は義理の母だけが残されています。その経験から得た気づきを、今日はみなさんと共有させていただきたいと思います。

変えられない事実としての親子関係

みなさんは、ご両親との関係はいかがでしょうか?良好な方もいれば、少しすれ違いを感じている方、あまり良好とは言えない方もいらっしゃるかもしれません。しかし、それぞれの関係性がどうであれ、親と子という関係は変えようのない事実なのです。

物心つく前のことを思い出してみてください。まだ自分で立つこともままならず、机の角に頭をぶつけて泣いていた頃。近所の友達と遊んでいた頃。スーパーでお菓子を買ってもらえなくて泣きじゃくっていた頃。そんな時も変わらず、父は家族のために働き、母は家庭を守ってくれていました。

親の愛に損得勘定はない

ここで考えてみたいのです。両親は私たちの面倒を見ることで、感謝を強要していたでしょうか?「わたしは子供の世話をしてあげている」という気持ちで接していたのでしょうか?

答えは「違う」とわたしは確信しています。両親は、ただ大切な子供・家族のために、自分にできることをしっかりと担っていただけなのです。そこには損得勘定など存在せず、むしろそんなことを考えることすらなかったはずです。それは、水が高いところから低いところへ流れるように、自然な流れとしてあふれ出ていたものなのです。

「親孝行」という言葉の違和感

ここにわたしの気づきがあります。「親孝行」って、いったい何なのでしょうか?「親に孝行すること」を、私たちは意図的にするものなのでしょうか?

親にプレゼントを贈ろうと思うこと、一緒にどこかへ出かけようと考えること、これらはすべて私たちから自然にあふれ出てくるものなのです。「親孝行しよう」と意図的に考えてするものではありません。

親に対して何かしてあげたいと思う気持ちは、ただの当たり前の親子関係の表れなのです。そして親としては、子供が立派に大人になり、しっかりと根を下ろした姿を見て初めて、「自分が育てたんだな」という達成感や満足感を抱くのではないでしょうか。もしかしたら、この感情こそが本当の意味での「親孝行」なのかもしれません。

最後に:自然な親子関係を大切に

だからこそわたしは言います。親孝行は「するもの」ではないと。それは、意識して行うものではなく、健全な親子関係の中から自然と生まれてくるものなのです。

親を大切に思う気持ちは、計画して作り出せるものではありません。日々の何気ない交流の中で、自然と湧き上がってくる感情なのです。それこそが、本当の親子の絆なのではないでしょうか。

みなさんも、「親孝行しなければ」という義務感から解放されて、あるがままの親子関係を大切にしてみませんか?

この記事を読んで、どう感じられましたか?ぜひコメント欄で感想をお聞かせください。みなさんとの対話を楽しみにしています。

#親子関係 #家族の絆 #生き方 #人生 #整体師の視点 #ひなた整体院

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