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かっこよくて、アタマのいい子はたくさんいる。

大手プロダクションの開催する芸能スクールに来る子は

学校のクラスで一番二番に可愛い、かっこいいと言われている子たちだ。

その容姿トップクラスの子達が、芸能スクールに集まってくる。

そうなると「ひなた先生の教え子は、みんな揃って可愛いしかっこいいですね。」と言われる(卒業生を見て言う人達がいる)

もちろん、素直で一生懸命な子もたくさんいて

スポーツなんかやらせてもできたりするし

学校の成績もトップだったりする。

いわゆる「非の打ち所がない」という状態。

それでも、この中で芸能界で生き残っていける子は一握りなので

非常に厳しい世界だなと思う。

で。

何を教えるのか。

という話。

かっこいい、可愛いは基本にあるため

「コミュニケーション能力」は非常に重要になる。

「オチのない話」

「自分中心の話」

「人の話が聞けない」こんなことになると

マネージャー陣は頭を抱えるからだ。

「かっこいい。わかった。それで?」と言われる。

かっこいい、可愛いだけで、ちやほやされてきたり大事にされてきた子たちは必ず鼻をへし折られる。

謙虚さと、成長が見えなければ、すぐに切られる。かわりはたくさんいる。


強烈だけど、芸の道は、人間性を問われるなといつも思う。

私が教えるのは、自分を伝える「表現」

本当の自分を誤解されないようにきちんと伝えられる術。

その子の魅力を自分でちゃんと伝えられるようにすること。





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hinatanahoko
いただいたサポートは、学びの書籍のためや、表現教育のため、また我が子のオムツ代にさせていただきます。